最後の忍道
闇に産まれて、闇に消ゆ。
ゲームタイトル | メーカー | 使用基板 | 発売日(稼働日/配信日) |
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最後の忍道 | アイレム | IREM M72 HARDWARE | 1988年5月 |
典型的な「人にお薦めはできない。でもワイはやる」ゲー。
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
今回はEXTRA-STAGEの第15回…ドット絵大好きな皆さん。お待たせいたしました。
紹介しますタイトルは、アイレムの硬派ゲー『最後の忍道』です。
このタイトルは「ワンダーモモ」や「サイコソルジャー」。「スーパーリアル麻雀P3」何というゲーセンに明るいデザインのゲームが並んだ時期です。リリースされても決してメジャーな光を浴びるわけでもなく。マイナーで留まるわけでもなく。ただただ、最初から最後まで孤高の位置に居続けたタイトルでした。
薄暗く死と儚さに満ちた渋い世界が、この作品の特徴でした…。
死闘、私闘。戦いの果ての切なさと希望
本作の主人公の名は「月影」といいます。月影は「刀」・「手裏剣」・「爆弾」・「鎖鎌」を敵の攻撃に応じて使い分けたり、レバーを入れた方向によって特殊動作もしますので、まずは何機か犠牲にして一通り操作を試して確認をしておくことが肝要です。
また上段の写真にもありますが、アイテムを取ることで連れていける「分身」は、完全無敵で月影の動きをトレースするオプション。空中で静止させることも可能です。
しかし肝心の月影は「攻撃を一発食らうとアウト。」これが本作の難易度を急上昇させています。
有野課長がかつて某番組でトライした際…というか家庭用に移植された際はライフ制が取り入れられたので、かなりラクになりましたが、
ステージの特徴と、武器のメリットデメリット等。しっかり把握しておかなければ、攻略は厳しいです。
そして二段目の一番右側の写真…アレが伝説の「竪穴下り」。縦スクロールする竪穴に出てくる忍者は基本的に耐久力がボス仕様になっているのでまず倒せません。
つまるところアドリブの回避は不可能なので、完全暗記ゲーです。
まさにアクションゲーム業界のカイザーナックルと言えるでしょう。
まとめ
現在はアーケードアーカイブスの配信があり、気軽にプレイできるようになったため、MAMEを使う必要は一切ありません。
メタルスラッグや忍者龍剣伝が楽勝という方は、是非プレイしてみてはいかがでしょうか?