19XX THE WAR AGAINST DESTINY

宙返りやサイドファイターといった伝統的システムが存在せず、オーソドックスなシューティングゲームに。

タイトルデモ1 タイトルデモ2 タイトルデモ3

ゲームタイトル メーカー 使用基板 発売日(稼働日/配信日)
19XX THE WAR AGAINST DESTINY CAPCOM CPシステムII 1996年1月

ベンツを思い出す。

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。

「半沢直樹」の視聴率が久々に爆発して、ドラマのTBSが帰って来たとSNSで騒がれました。
早速チームには社長直々に「頑張ったで賞」が出たそうなのですが、こんなご時世なので飲み会は無理ですね…。

さて、今回はコチラ。『19XX THE WAR AGAINST DESTINY』

のっけから関係のない話になるんですが、19XXを思い出すと、一番最初に思い出すのが地元にあった今は亡きゲーセン「TV-BOMBER」に、基板屋さんが基板を届けに来た時に、わざわざベンツで載ってきたことです。
ビックリ仰天した初代店長ちゅーさんは、方々に電話をかけては「ぎゃはは」と笑い飛ばしていたことを思い出しました。
とまぁ昔話はこの辺にしておいて、本題に移りましょう。


マーカーショットとボムを使いこなせ!

機体セレクト

8方向レバーの2ボタンで、ショットとボム。ゲームスタート時に3機体から選んでプレイをします。

マーカーショット マーカーショット

写真左側。ショットボタンを少し押しっぱなしにすると、通常ショットの代わりに「マーカーミサイル」が発射出来るようになります。これが中型機以上の敵に命中するとロックオン状態となり、さらにショットボタンを連打することでその敵に対して次々とホーミングショットが発射されます。
ロックオンした敵に到達するまでは貫通するため、ロックオンした後に移動することで広範囲攻撃として活用することも可能です。こちらは使用制限も無いため、ショットと並ぶ主力武器です。一方写真右側。それぞれの機体には得意な武器があり、得意武器と取った武器が一致すれば、2段階までパワーアップ可能です。

レベル1 レベル2 レベル3

そしてボム。ボムはボムボタンを押した時点で弾消し効果が発動しますが、その後ボタンを押し続けると、画面下ボムゲージが上昇を始めます。任意のタイミングで離すと再び弾消し効果が発動し、同時にレベルに応じた特徴のボムの効果が現れます。
左から順に、一枚目は押してすぐ離した時。及びレベル1で離した時。低威力ですが即時発動かつ画面全体をカバーする一般的なボムです。
二枚目はレベル2で離した時。高威力ですが溜め時間が長く効果範囲が狭いので決め打ちタイプになります。
三枚目がレベル3で離した時。威力、効果範囲ともに最強ではありますが、溜め時間がかなり長いのが欠点です。
以上のことからボムについても、ただボムを打つだけでなく、溜め押しで使うシーンも発生するなど、ボムの使い分けも戦略における重要なポイントとなります。


低すぎず高すぎない難易度。

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3

ゲーム画面4 ゲーム画面5 ゲーム画面6

このゲーム。低速の弾幕から高速ばらまき弾まで弾避けのパターンは豊富です。しかしボムがあるので難しい弾避けは極力飛ばして進行することも可能。つまり、ボムは惜しまず使った方が得ですので、抱え落ちは避けていきたいですね。
また、面クリア時のボーナスが主な得点源となるのですが、一定の階級に到達すると、ステージ終わりで1UPするようになっています。階級昇進が奮わないと2回目のエクステンドが得られないので、ちょっと稼ぎを意識してプレイをすることが重要です。
例えばステージ内で獲得できる『勲章』や敵の撃破率に応じた『敵破壊率』。ボスを早く撃破すると高評価の『ランク』など。これらの相乗効果によって最終的にかかるボーナス点の倍率がどんどん高くなっていくので、結構綿密に自分のパターンを組み立てていく必要があります。
が、3面の後半戦。4面位から急激に難易度が上がるので、初心者シューターにはちょっときついかな?私くらいの中級者シューターは5.6面は連射装置が無いと、敵の攻撃の方が凄まじいので物量で押されて死ぬんですよね。
かと言って、(連射装置が無くても)機体関係なく3WAYを取ってしまうと、今度は3WAY以外の武器の意味が…。
シューティングゲーム界隈の中では難易度は中くらいとの事ですが、それでも6面のボスから最終ボスは、秋葉原とかで見てる限りは、
上級シューターでも結構てこずる
ようです。


まとめ

ゲーム画面7 ゲーム画面8 ゲーム画面9

レトロ稼働に十分対応できるシューティングゲームです。ストライカーズシリーズや怒首領蜂シリーズとはまた違った…昔ながらの鶏の出汁が効いた醤油ラーメンと言う感じの出来ですので、シューティングの人気が無い所でも、それなりに回るゲームだと思います。惜しむべくは家庭用に移植されていない事ですかね…。
オペレーターさんは下記のテストモードの項目も併せてお読みください。


テストモード

テストモード

初期設定の稼働で問題ございません。
連射装置は、設置可能であれば是非つけてください。(2回目の1UPがかなり狙いやすくなります。)
もし連射装置が設置できない。「そんな面倒くさい事やりたくない!」等ある場合には、以下のアドバイスを記載したPOPを筐体に貼ってください。
『ボムボタンを押すときは押しっぱなしにする事で画面の弾が消せます。そのまま押し続けて危なくなったら離せばまた弾が消せるので1回で2度美味しい!』


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