STRIKERS 1945
『SONIC WINGS』を開発したスタッフが立ち上げたタイトル。初心者から上級者まで支持はアツイ。
| ゲームタイトル | メーカー | 使用基板 | 発売日(稼働日/配信日) |
|---|---|---|---|
| STRIKERS 1945 | 彩京 | PSIKYO 1ST GENERATION HARDWARE | 1995年 |
この原本を書いたのは１月なのですが、まさかこんなコロナ騒ぎになるなんて予想だにもしなかったですね。
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
コロナの不安を煽る報道ばかりに、少し辟易しています。
今回の春の新アニメですが『ギャルと恐竜』いいですね。時期が時期なだけにほっとします。
さて、今回は家庭用の15弾がバカゲーを予定しているので、アーケードは正統派で行こうと思います。
こちら。
『STRIKERS 1945』。初代の方です。
以前『STRIKERS 1945 II』は簡易に紹介しましたが(一応後々深く紹介する予定です)、今回はシリーズ第１段です。
第二次世界大戦を舞台にした超硬派シューティングゲーム。
実在する往年の名戦闘機６機から選択します。パワーアップは最大４段階で、１段階ごとに護衛機が１機装備されて、ショットボタンによる溜め撃ちで、機体によって異なるフォーメーション攻撃が可能となる。フォーメーション攻撃をすることにより、自機は回避や零れ敵の処理に専念できるし、威力が高く見た目も派手で爽快感も抜群。1995年にしてはシンプルでありながら難易度はかなり高く前半４面はランダムセレクトなので、リピート性もあります。
ミスからの復帰の困難さ。ボムは惜しみなく使いたいが…
ゲーム特性上覚えなければならない要素が存在するのは必然なのですが、序盤から中盤あたりまでならゴリ押しでも、まぁ何とかなるでしょう。ですが、１周クリアを目指すとなると、最低限パワーアップを調整したり、ボムを無駄なく使い切ると言うのが重要となります。
ミスするとその時点で初期段階まで戻されるので、溜め撃ちやオプションの火力比重が大きい本作において、この仕様が難度の高さを助長しており、ミス時には一定量のパワーアップアイテムとボムアイテムがばら撒かれるものの、基本的に上方向に飛んでいってしまうため、回収にボムを使わされることも多く。うっかりミスからボムをケチって復帰を焦った結果、さらに残機を失ってしまうという悪循環はこのゲームでのよくあるパターン。エクステンド(１機アップ)は60万点到達時の一度きり。さらに、ボムは１ステージにつき１つしか支給されないので抱え落ち(ボムを残してミスすること)はとても痛い。
弾も一見無造作にばら撒かれているように見えていて、自機を圧殺するような弾幕を貼ってきたり、自機の位置取りによっては照射された時点で回避不可能という敵弾さえ存在するが、処理落ちは一切起こらない。
更に自機の当たり判定も大きいため、気合で最後まで避け切るのは不可能です。ボムも回避ボムと言うよりかは決め打ち型のボムなので、ボムを撃つタイミングを含めてパターンを覚えなければ回避の厳しい弾速と弾幕のオンパレードになってしまいます。
しかし逆を言ってしまえば、フォーメーションアタックをはじめ自機の攻撃も強力なものが多いため、敵の出現位置を押さえて「撃たれる前に撃つ」。「ボムを撃つポイントを(大体で)決める。」という戦略が攻略をする上での鍵になります。
全体的にボスの耐久力は低めの変わり、敵の攻撃が激しく、短い時間で緊張感のあるプレイを楽しめるという点でリスクとリターンが客側と店側双方に釣り合いが取れており、間口も広いゲームだと思います。
総評
オーソドックスなシューティングの完成度の高さとしては、彩京シューティングではかなり上に入ると思います。二年後に稼動した『STRIKERS 1945 II』は本作の良さをそのまま引き継ぎつつ、荒削りな部分を改善し、ロングランヒット…というか、今でも稼働してる店が多い作品にまで仕上がっています。
しかしフォーメーションアタックという要素はこの作品だけの要素であり、第二次世界大戦の雰囲気の再現や演出と言いながらのはっちゃけぶりというでは本作に軍配が上がる面もあるので、是非一度体験していただきたいゲームですね。
テストモード
デフォルト設定でＯＫです。変えるにしてもDIP2-5,2-6をONにしてデフォルトの３機から４機に変える位。
連射装置は、手連射で行くと４面位から火力負けするので必須です。推奨はシンクロ１２連との事です。
尚、例によって例のごとく１Ｐ側ボタン全押しのままテストモードに入る事でテストモードが全解禁されます。
これで「ノーコンティニューかつ全ステージで金の勲章取得」のみでみれる三枚目の画像も見放題だ！(笑)
