やる気スイッチ

はい。みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。いやあ、無事に11月に大掃除が終わったのですが、年内中に仕事が決まるかどうかがヒヤヒヤのラインです。

傷病手当が一月で切れてしまうので、需給は二月で終わりになるんですが、どうしよう…。

渋谷の会社に勤め始めた最初の時はすごい面白かったし、上司も良い人だったんですがね。

さて、今日は上記表題についてです。何故かと言うと、先日、私事ですが、DDRAでプチオフ会が突発式に行われまして、合計三人のうちの一人が、なんとまぁ女子高生ですよ!じょしこうせい!

そんな彼女が自信のツイッターでやる気スイッチについて話していて。今回はそのやる気スイッチを話してみようかな…と思ったり。

大人の世界において、やる気スイッチを押してもどうにもならない場合が大半です。そして大人の世界のやる気スイッチは、時として非常に脆い、諸刃の剣となります。

*「弊社はネットでいろいろ販売してみたいと思っています。」

セリス「わかりました。では、まず、どのようなイメージでホームページを作成するかを決めましょう。」

*「セリスさんに総てお任せします。てゆーか仕事と金くれてやるんだから、全部てめーで考えてやれよ、ボケ。責任は全部お前な。」

半、実話です。で、大体こういう時って俗にいう炎上の原因となったり、誰がケツ拭くのかでもめたり、実は予算は出せないと言われたり、それはそれはもう非常に血なまぐさい。学生さんからすれば学校では学ぶことが出来ない、想像を絶する『子供の世界』が繰り広げられます。

大体こういうケースってどうしようもない馬鹿がその場限りの無い物ねだりの思い付きだったり、玄関あけたらレンジでチンとか、コンビニでメシ買うのと同じ感覚で、安易に考えているからなのですが。

確かに大人の世界においてやる気スイッチは、オールスター感謝祭一回分の放送時間の間に一気に勝ち組になれる場合もありますが、精神科医小田晋さんのフィルターを通せば、「人はやる気スイッチを押しても立派になれない。松井選手は産まれた時から松井選手だったのだ。」と。どうでしょう。この、総てを諦めきれる言葉。本当にごくごく一部の、ZOZOとかDeNAとかみたいな所で、大半の企業が、バカ高い運営費が経営を圧迫し最悪破産…とか、社内の派閥や内紛など。結果として様々な人たちが不幸になるケースが多かったのです。

しかし、それでも『正しい順番を踏んで』やる気スイッチを押せば、成功する事が出来ます。

*「格好つけても仕方ないから正直にいっておくね!うちは零細企業で、あまり儲かっていません。全国各地に商品出荷などは夢のまた夢。だからネットで売りたいんです!これが失敗したら弊社は廃業となってしまいます。」

そう。大人世界において、やる気スイッチは自分と相手がパートナー。対等な関係になれた時に、初めて押せるようになるのです。

*「今回一番売りたい商品はこの商品です。販売価格は79,800円です。競合他社の商品もお渡ししますので、持ち帰って使ってみて、気になった点があれば、是非弊社までフィードバックしてください!これ、主婦の方や年配の男女の方も多分使うと思うから、フォントは全体的に大きめでお願いします!色もオレンジとかの暖かい色ではなく、緑とか水色とか、落ち着いた配色でお願いします!」

と、この場合、私が聴く前から、様々なコンセプト。ターゲット。デザイン。問題となるであろう箇所。決まっていない個所…こちらが聴く前にある程度用意してくれていました。こうすると、こちらとしても気軽に概要がインタビューしやすくなり、例外なく、出来る事。出来ない事を説明した上で、少しでも要望に近付くようにこちらからも提案をしてあげられます。相手側も自分側も「あぁ、一緒に考えてくれている。一緒に知ろうとしてくれている。」と思い、お互い失礼にも当りません。これを繰り返す事でお互いの信頼度はどんどん高くなり、整った状態になり、YES/BUTで回せる状態となるので、安心してやる気スイッチを押して、仕事を回す事が出来ます。自分もお客様も、同じ目線、同じ視点に立てるからです。

セリス「承知いたしました。料金や工数と納期は後日お伝えいたしますが、現時点ですと、この部分がボトルネックになると思われます。この問題と解決手段が出た段階で、予算などとすり合わせて、リリースするかどうかの最終見極めをしましょう。」

普通の組織からすれば、多分私はイチばん扱いにくく、イチばん採用されにくい人間です。というのも、一般的な仕事の成果の構図は、最初の契約の時点では夢を共有できますが、仕事がスタートした時点で仕事をする側はどうやって金を巻き上げるか。逆にお客様はどうやってお金を払わずに済ませられるか…という構造が多いのです。こんな中でやる気スイッチを押すと、誰かを不幸にするか、自分が自爆するかどちらかになる可能性が高いのです。

ですが、その上で私は出来ない物は出来ないと話した上で、ゴール、行程、問題点、お金、リソース。と話せるギリギリの所まで話し合います。

そうすれば、工数の少ない代替案の提示や、オプションの購入。現実的なゴール地点の見極め。本当にリリースするかどうか…。と。一見損をするようにも見えますが、結果としてはお客様を掴むという点でメリットになり、さりげなくお客様の深層にある問題点の把握。信頼関係の構築。万が一の際の相互のフォロー体制等の予防線も作れます。これが『お金と相手と案件と納期次第で動きましょう。』という持論に繋がりますし、同じ問題であっても状況やお客様との関係性によって対応内容も(お互いが)臨機応変に変える事が出来ます。

お互いがパートナーと言うスタンスを継続し続ける事。想いを共有したパートナーとして居続ける事が、『大人の世界のやる気スイッチ』を押す最低条件です。自分からやる気スイッチを押した結果、やる気スイッチではなく、墓穴スイッチを押してしまっていたり。やる気なくなるスイッチを押してしまったりします。

・思い:ゴールに行くためにどうすれば最適かという立ち位置で、思いを共有し続けながら発言する。

・信頼:時間を守る。期日を守る。

・姿勢:想いを実現するための姿勢。例えば気配り、根回し、情報共有。

そんな『大人の世界のやる気スイッチ』の最低条件を満たしたうえで、更に持続時間を長くする条件が、実は存在します。それは「リレー」です。

複数の個性が集まって『集団』になるのですから、当然、足の速い人間もいれば、遅い人間もいるでしょう。様々な個性と特性、そして各々立場に応じた責任を持った人間たちがバトンを繋ぐ。これがチームワーク。という物です。

相手がやりやすいように、ミスのないように、そう考えてバトンを繋ぐ人が、チームの中に何人いるでしょうか。

例えば「報告」に関して。
「メール送ったから報告終了」
「書面を提出したから報告終了」
というわけではありません。

相手に対し、それに付随する説明がきちんと伝えられているのか。
相手が理解できる形できちんと伝えることができているのか。
「情報の共有」が出来ているか……。

その上で必要となるのが「やる気スイッチのメンテナンス」です。

1,私達は人との出会いによって成り立っており、かつその出会いこそが自分の糧となります。

学校や会社で来賓のお客様や出入り業者の人を見たら挨拶やお声掛けをしたり、場所によってはお辞儀をしてお送りするのも大事でしょう。

なんだかんだで結局人間は子供の頃からリアルサービス業状態です。相手の事も呼び捨てにしてはいけませんし、何を求めているのかを考えて行動しましょう。

2,相手との会話は「YES/BUT」で話すのが基本です。「YES/YES」や「NO-BECAUSE」ではいけません。

3,何かを相談。話をする時は必ず結論を持って。ある程度想定される質問への解答を準備して臨むのが良いでしょう。

4,何時も自己研鑚をする事。よく自己研鑚として、技術の自己研鑚とか知識の自己研鑚をされている方は居ますが、本当に大事なことは、心の自己研鑚です。心の自己研鑚とは何か。それは年齢、上下関係を問わず素直な気持ちで誠意をもって、「ごめんなさい。」と言える人になる…。

これはeラーニングの会社に勤めていた時に、退職の日に社長から教わった事ですが。

社長「セリス君に忘れないで欲しい事は、本当の自己研鑚とは心の自己研鑚と言う事なんだ。夢を持ってその実現を信じて。或いは自分の好きなゲームの良い所も悪い所も理解した上で、積極的に自分の五感で見て調べて考えて。前向きに。そして、誠意をもってごめんなさい。ありがとうございました。って言える人であってね。」

と、まぁ文章的におかしなところが散見されますが、別の物に書き溜めずに考えながら書いてしまったためです(笑)ま、その点はご容赦を……

本当は自分の自爆談とか失敗談も色々書きたいんだけどねー…

まぁ、これで少しでも何か伝える事が出来たのなら、この上なくうれしいのですが。

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