ダライアス外伝

一画面になってますが、難易度も迫力もサウンドも密度が濃くなってます。

タイトル1 デモ画面 タイトル2

ゲームタイトル メーカー 使用基板 発売日(稼働日/配信日)
ダライアス外伝 TAITO TAITO F3 SYSTEM HARDWARE 1994年9月19日

集計対象の期間の短さをもろともせず、1994年ゲーメスト大賞シューティング部門第3位受賞!

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みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。

厚労省官僚「銀座で0時頃まで23人宴会」というニュースを見て、「みんな疲れてるんだなぁ…」と思った次第です。
大体マスクしながら会食(外して、飲んで、また着けて…)っていう発想が既に「Anybody home?(バックトゥザフューチャー)」なんですが。

さて、今回はコチラ。『ダライアス外伝』

以前に軽く紹介した事がありますが、今回は深堀をしてみようと思います。
そして今回はいちいちプレイをやり直すのがめんどくさかったので、一部にEXTRAのゲーム画面(2P側でプレイすると全ステージモード)を使っておりますのでご了承ください。(笑)
ま、そんなセリスさんの都合は置いておいて、このダライアス外伝。思い入れの強い店舗やプレイヤーが多く、今でもちょいちょい稼働している所を見かけるゲームです。
とは言え、ガチで稼働。ガチでクリア…となると連射装置の使用が前提となるうえに、ゲーメストをはじめ方々の雑誌や書籍で「ダライアス外伝を設置するのであれば、連射装置を付ける事は必須」と呼びかけが行われる位、連射装置は必須(リンク先で購入可能)です。


一画面になったら、面白さやサウンドのクオリティ迄圧縮されました。

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このダライアスは従来のシリーズから大きくモデルチェンジが図られました。一番の特徴は、『一画面』。従来はリンク先のように横にモニターが連結された筐体で稼働していました。つまり自機が少し見えにくかったんですね。

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そして次に『ボンバー』(正式名称ブラックボンバー。ダライアスシリーズでは「ボム」が斜めへの対地ミサイルを指しているため、用語が使い分けられている。)が追加されました。発動とほぼ同時に地形・体当たり以外の攻撃には無敵となり、大半のザコ敵はブラックホールに吸い込みまとめて消滅させるものです。
耐久力のある敵に対しても持続ダメージを与える事が出来て、無敵中に弱点に張り付いて連射することで更に大ダメージを与える事が出来ます。これを死にそうになった時や難所での決め撃ちに用いることで、過去作よりはアドリブでも難所を切り抜けやすくなっており、これもスコア稼ぎに一役買うシステムとなってます。

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最後は『キャプチャーシステム』。各ステージ、中ボスと呼ばれる機体には「コントロールボール」という丸い玉がついています。そこにダメージを与え続けると外れ、それをアイテムとして取得することにより一時的に鹵獲し、しばらくの間援護してくれるようになるシステムです。
ボールはボス本体よりも小さく、何も考えずにショットを打ち込むと先にボスが破壊されてしまうため捕獲は難しいですし、ボス本体に当たり判定は残っているのですが、ノーコンティニュークリア達成時にはキャプチャー達成回数に応じてボーナス得点を獲得できるため、スコアアタックでは無視できない要素となります。


プレイをしていく事で自分だけの攻略ルートが発見できる楽しさ

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ダライアスの伝統である樹形図型のステージセレクトは健在です。7ステージ全28ゾーンなのはこれまでと同じで、ボスは19種類と大幅にボリュームアップ。同じボスでもゾーンによって攻撃のパターンに多少の変化がある場合もあったりして、インパクトや独創性を盛り込むことに成功しています。
そんなダライアスの人気の秘密は何でしょう。まずその迫力と裏腹のとっつきやすさにあったといえるかもしれません。
前2作は一般的なレバーとボタンでしたが大型筐体であったため、一部の大きなロケーションを除けば、入荷したのはタイトー系列のロケーションのみ。冷静に考えれば筐体の値段は高かったですし、プレイ時間は当時人気だった他のゲームと比べて比較にならないくらい長かったので、インカム面から見ても入荷に二の足を踏むのは当然だったかもしれません。
しかし今回は汎用筐体1台に収め、しかもカートリッジ式の基板を採用。オペレーター側の導入の敷居はぐんと下がりました。
更にこれはダライアスシリーズの伝統ともいえる部分ですが、数回でクリアできるほど優しいゲームではないのは事実ですが、やりこむことによって自分だけの攻略ルートが作れるというのは、多様性と自由度と言う点において重要かつシューティングに薄いプレイヤーにも希望をもたらす結果になりました。

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凄いゲームとは。を、考えさせられる巨大なボスの演出。

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ダライアスはゲームだけをみれば横スクロールシューティングです。しかし、その凄さ。その魅力はグラフィック、サウンド、攻略性が一体となってかもし出されています。94年という年代の作品でありながら、(個人的には)ダライアスシリーズにおいて後にも先にも、このダライアス外伝を超える心ゆさぶられる体験は、あまり思い浮かばない。
様々な惑星でのめくるめく戦闘シーン。強烈で美しいグラフィックと巨大なボス。迫力あるサウンド。加えて、自分の実力で自分だけの攻略ルートが見つけられる探索感と満足感が、その感動を大きくしてくれるのだと思います。ロケーションという特殊な場所で、最高の感動を与えてくれた作品だと思います。

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まとめ

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検索すると幾らでもやり方含めて出てくるんですが、本作はスコア稼ぎの要素が非常に充実していただけに、雑誌上でのスコア集計が『無敵バグ』によって打ち切りになった事を悔やむプレイヤーが多かったです。にも関わらず基本となる部分はきっちり作り込み、不朽の名作へと変貌を遂げた作品。無敵バグがありつつも名作と言われるその作品を、是非一度は味わっていただけたら幸いです。

あ、そうそうEXTRAバージョンなんですが、某断仇牙よろしくタイトー直営店舗でのみ見かける事があります。少数だけリリースされたとか、諸説あるんですが、実際はタイトー非公式?とか思ったら「わっしょい! 闘会議Edition@闘会議2015」で出てきた点を考えると、公式基板もあるのでしょうか?


テストモード

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連射装置必須(リンク先で購入可能)なのですが、「そんなめんどくさい事をしたくない!」っていう店舗様は、プレイヤーストックを3に変えてください。
連射装置がつけられるお店は、初期設定で問題ありません。


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