ピンチはチャンスと言いますが

少し古い話になりますが、テレビで低価格特集をやってました。
この不景気を逆に利用する作戦もあるようですが、ある飲食店の幹部曰く「何処の業界も、営業努力が足りない」と。

たしかに、不景気を逆にチャンスに変える話は、成功者の話としてよく耳にします。
我々の業界でもこの不景気で…というか、売れていても振り回されるのが嫌になって閉店しますという店まで出てきましたし
最近になりますと「旧御徒町サムズタウン・現タイトーステーション御徒町クレサ騒動」とかいうのもありました。

大変残念なお知らせです
長くにわたって料金改善、筐体メンテ等の交渉をしてきた上野タイトーですが、企画書作成し提出した結果、ユーザー側の意見は受け入れられず100円1クレ変わらずでした、、、
ゲンヤ、慶祐、ダブル等のプロの協力、福士の企画書作成など様々な人達も動いてくれたのに。
残念です— こーたさん (@couta_sanjack) 2018年7月9日

これについては多数の方が名前が出ている方も含めて名指しでアホだアホだと指をさされて笑われていましたがこの話は置いておいて…

とにかく。内容は様々ですが、店がどんどん閉店に追い込まれているのは閉店botを観ても判る通りで、私からしたらようやくゲーセンが適応数まで減ってきてる中でプロゲーマーとか言うのが出てきたのでまたまた荒れそうな予感もしなくもないのですが…

現状、ビデオゲームが人気がなくなり、プライズ機でも最近はパチンコと同じで払い出し率が店側である程度計算できる確立機が中心となり、いくらビデオゲームや音楽ゲームの予算を減らしたところで早々買えるものではありませんし、結果ペイアウトをめちゃくちゃにして在庫抱えたり、賞味期限があるお菓子景品を難しくするロケがある時点で佐渡のトキの首を絞めているものだと思ってます。

一時、確立機を買わなくても…というか今でも、普通の「クレーンゲーム」を使った確立機もどきもありますが、何店舗か会社ごとしょっぴかれているので、宝島系統も、キラキラ以下略も、雑貨屋さんとかの店先とかに置いている所も。確率機含め、そろそろやめておいた方が身のためだと思います。

大体、自分の店の事も知らずに周りの店舗、周りの風潮、上記のツイッターの様な意見に踊らされ「景気が悪い」、「売上げが悪い」、「家庭用が悪い」、「客が悪い」、「メーカーが悪い」と言うのは簡単です。しかし、はっきり言わせてもらえば、いつまでスト2バブル、バーチャ2バブル、大型筐体バブルを引きずっているのか。対戦格闘の出現以降こぞってどんどん新作入れ替えを行う風潮を作り上げて、どの口が言っているのか。

ただただヒット作にあやかって、がんがん新しいものを入れるだけしかやらず。

考えなし運営。考えなしの販売。そしてとにかくクレサクレサの客…。
いざとなって周りに責任をなすりつけるなと言いたい。

追伸。天王台のTV-BOMBER,柏のTV-ジャンキーを運営していた会社は、現在ラーメン屋をやってるそうです。