#この記事を書くことにした経緯
芸能事務所アミューズが本社機能を富士山麓に移転で“脱東京”
コロナ禍を契機に本社機能を地方に移転する企業が相次ぐ中、芸能界最大手で東証一部上場のプロダクション「アミューズ」が、富士山麓に移転を計画していることが「週刊文春」の取材で分かった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c35cbb649b7ae996b7e8e13bb6ddb8ce5e9cb1c1
道具とは目的を達するための補助の役割とするのに対し、道具そのものを目的とした場合、その先になにがあるのだろうか?道具を目的とした後に、新しい目的が見えればそれで良い。しかしそれが出来なかったとき、持て余した高価な道具に対価にみあった代償を求めるとどうなるのか?
それは道具に使われたあげくの時間の浪費だ。それに気が付いたとき、道具をしまい込むのだ。
これは目的がなかったときの喜劇だが、明確な目的があればより道具は有効な手段となってくれる。
何だかよくわからないITという言葉やインターネット。インターネットは目的ではなく手段であり、手段とはあくまで道具である。
パソコンでなくても携帯端末やタブレットさえあれば、それがインターネットにさえつながれば、いつもの芸能事務所になるツールがある。それがクラウドコンピューティングツールである。
導入時のメリットはなんだろう?とりあえず思い浮かぶのは以下のパターンである。
1,出先でもモバイルでもオフィスの書類にアクセス可能
出張先や、ロケ先。インターネット接続のある環境なら、どこからでも会社の書類にアクセス可能になるので、書類をいくつも管理所持する必要がない。
2,社内情報の共有化で業務効率アップ
かつてはグループウェアと言われていた情報共有システムがクラウドオフィスの導入で一元化。
3,自社サーバー不要
インフラ保守費用、管理者人件費など社内情報を自社サーバーでホストするには、莫大なコストがかかっていたけど、クラウドオフィスを導入すれば、圧倒的な低コストで、同様以上のオフィス環境が構築可能。
Google Workspaceというツールがある。クラウドコンピューティングのサービス提供会社は、すでに数社あるが、いち早くクラウドコンピューティングを手がけ、何よりも世界規模でサービスを提供している Google社の製品なら、安心と低価格を同時に実現してくれる。
とはいえ、一部には導入に向かないケースもあります。例えば
- 既に基幹システムが導入されている場合
既存の基幹システムをクラウドに全て移行することは、それ自体が莫大なコストがかかってしまう。また、企業ポリシーによって、クラウド(インターネット)に情報を移転できない場合などもある。 - 情報の共有、開発業務の領域が少ない企業
企業の機密情報は、大切な資源であり財産であり、常に守られているべきである。チームワークでの業務や、社内全体の情報共有のウェイトが少ない企業では、むしろデメリットが大きくなる場合があり、導入には向かない。
と、いう訳でこのコロナ禍。クラウドオフィスと言うのも一つの手段に加えてみてはいかがだろうか。
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