相変わらず薬を飲みながら睡眠薬をのみ、
2月から初めて6月25日現在、面接50連敗という私です。
そもそもそのうちの半分が、会社の後出しジャンケンで
記載内容と実際に欲しい人の内容が違っていたという最悪なオチなのですが。
先日6月26日は2件面接を受けたのですが
1件目は外注に面接結果を依頼。
2件目は事業部長の方の人間的に問題がある方で
私の根本の考え…というか、デジタルナレッジ時代の教えである
「人を大切に思う事」
「夢を持って実現を信じる事」
「お客様の夢が実現できる人であれ」
の一番目
「人を大切に思う事」
というのがそもそも理解できていないという、
私が一番嫌いなタイプの方が面接官をやったり、事業部長をやったりと言う最悪の展開でした。
あるいは結局のところ性格診断テストをやらせて、それを外注に依頼して、採用していいかどうかという
他人に感覚をゆだねるだけとかね…
かといって、私こそ人格者だ!というつもりは毛頭ございません。
そもそも普通に生活しているうえで当たり前のように身に着く考え方のはずです。
・お客様、応募者を呼び捨てにしない。中傷しない。大きな声で陰口をたたかない。
・廊下や待合スペースでお客様が居たら挨拶をする。
・お客様が帰る時は自動ドア、エレベーターが完全に閉まり、移動するまで深くお辞儀をして送る。
・自分が自動ドアやエレベーターを出入りするときにお客様が帰る所であれば、出来るだけ他の人と並んでお辞儀をして送り出す。
皆さんはどう思いますか?もしこれが法律となった時、あなたはどう考え、どう行動しますか?
面接の質問についても、実際「エンジニアだと技術力とか料理人だとか職人だとか」そういった物は
現場の最前線の人にチェックしてもらうか、目の前で実技と言うケースが多いので
(実際にあった例。弊社の社長の目の前でこのゲームをクリアしてください)
そのあたり以外のやり取りの部分で気になることがあります。
・「この会社を志望した動機を教えてください」
転職サイトとかでよくある悪い解答例で「スカウトされたから」とか「応募しようと思った理由があるはずです」
との記載はありますが、ぶっちゃけそんなもんどうでもよくないですか?
「なんでうちに入りたいの?」
「他の会社でいいじゃん」
「自分で会社建ててやればいいじゃん。うちが客になってあげるから(で、こきつかうから。安い金で)」
こんなことを言うと、人間性の露呈だけでなく、器の小ささや衰退を招くだけだと思いますが…
自分の会社に入りたいかどうかはどうでもよくて、
その人の夢と会社の夢を知って、その夢にお互いが共感できるかどうかが重要だと言う事を
デジタルナレッジの2名の社長の背中から学びました。
なので、デジタルナレッジでは、履歴の簡単な確認以外はほとんど夢の話だったと記憶しております。
・「周りからからはどんな人だと言われてますか?」
これも聴く意味が判らないんですよね。
「自分の価値はここだ」と思っている自己認識と、「この人はここがいい」という他者からの認識のズレを知りたいのなら
もっといい質問は山ほどあります。
「仕事をしている際にどういう時にテンションが上がりますか?」
とか
「上司に言われて嬉しかった事、教わった事ってなんですか?」
とかの方がそのままその人の素が観れるので、
どういう状況下でコスパが上がるのか、下がるのかがすぐに判ります。
下手な性格診断アンケートよりもよっぽど判りますし、無駄なコストが削減できますよ。
現に、今年の一月まで籍を置いていた渋谷の会社のお世話になった上司は、
こういう質問をする人だったんだろうなと思っています。
その理由は、仕事を頼む際、
半分私の希望を聞いてくれて、半分新しい事や難しい事をやらせて、
私のパフォーマンスを比較して、業務内容を調節してくれました。
叱られるようなことをしても、ただ単に叱るだけという行為が上司側は封じられますので
お互いになぜそうなったのかを冷静に考える事が出来ます。
まぁ、私の場合、必要な事と裏を取ることはやっているのに、
伝え方が足りなかった。または悪かったのが殆どなんですが。
結局最後は技術力ではなく、対人とのやり取りですし、人がいるから私達が居て
人がいるからニーズがあるので、
私がデジタルナレッジや渋谷の会社の上司から学んだ事は
「仕事(技術)の前に、まず夢と人間」
最後は普通に雑談です。
笑い話でも遊びの話でもなんでもいいんです
ぼろが出てもいいから、リラックスして会話が出来るかどうか。
私が面接官をする立場だったら。人を育てる立場なら、そうありたいですね。
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