ときめきメモリアル

恋愛ゲームの始祖鳥。後続へ与えた影響は計り知れない。

タイトル オープニング 藤崎詩織

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
ときめきメモリアル コナミ 恋愛シミュレーション 多数ハードでリリース
ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
ときめきメモリアル
~おしえてYour heart~
コナミ 1997年

総てはここから始まった。

恋愛シミュレーションの始祖鳥であり、ときめきメモリアルシリーズの第一作目です。ギャルゲーファンならずともその名を知る人は数多く、同ジャンルの代名詞的存在の一つといえるでしょう。
長くなるので詳細は割愛しますが、憧れの女子から卒業式の日に告白されることを目標に、3年間自己研鑽をして過ごしていきます。
日曜日の夜にその週の予定を決め、休日は平日同様コマンドを実行したり電話をしたりして、また次の週へ。
……という繰り返し。
ただし、製造業で言う複数案件同時進行の必要があるので一人に入れ込み過ぎると他の子の不満度が高くなり、やがて好感度チェックの名前に爆弾が付きます。
さらに一定値まで上がると爆発。爆発した女の子ばかりかそれ以外の女の子全員の好感度が激減するというトラップが発生。
そうなると他キャラにも爆弾が付き、さらに爆発するとまた他キャラへと連鎖反応を起こす事もあり、手が付けられない状態になります。
最後の年には卒業後の進路を決めることになり、ここまで伸ばした能力やどれほどクラブに励んだかによって進める道は変わり、最終目標と制限時間のみが定められ辿る道筋はプレイヤーの自由となっています。


個人的にオススメ。アーケード版。

こちらを読まれた方はご存知でしょうが、何とこのゲーム。デートイベント部分を切り取ったゲームが、アーケードとしてリリースされております。
そして、高田馬場ゲーセンミカドの大会に参加しちょります。
大会当日はレベル最強設定で行われたので(そうしないと終らないから。)それも手伝い透火さんは大爆笑したそうで。
こういう手のゲームって当時は斬新過ぎて引かれたりしたんですが、今だったら技術的にも色々面白い展開できそうなんですけどね。
その主たる例がスクウェア・エニックスの「マジシャンズデッド」だったりするんですが。
ちなみに近年になって研究が進んだ結果、「心拍数は発汗と総合されて『反応大・中・小』の3段階で判定され、全ての選択肢入力に関わってくる。
すなわちデート時は、3つの選択肢と3段階のセンサー反応の合計9パターンに分かれている」
という仕様が明らかに…解析した人凄いよ。解析をしたその根性が。


告白成功後を描いたのが「ラブプラス」

で、この流れから考えると、告白成功後のストーリーを描いたラブプラスはアイデアの勝利でもあり、
ときメモとはまた違った切り口で発展をさせたタイトルだなと思う訳です。
でも、ラブプラスアーケード…あれじゃあ誰もやらんよ…


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