いっき

野菜の値段が軒並み上がってますよねぇ…鍋物…という訳で今回はこちら。

タイトル ゲーム画面 おにぎり

タイトル ストーリー ゲーム画面

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
いっき サンソフト アクションゲーム ファミリーコンピュータ
ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
いっき サン電子 / ナムコ販売 1985年

勇気あるお百姓さんの物語……なんですが……

むかしむかしあるところに、働き者のお百姓さんと悪代官がいました。
代官はお百姓さんの食べる米まで取り立ててしまうので、このままではみんな飢え死にしてしまいます。
とうとう耐えかねた二人のお百姓さんが、立ち上がりました。
二人で。
二人の名前は「権べ」と「田吾」
はたして、無事に悪代官をこらしめて平和な暮らしを取り戻す事は…
…という、バーダック対フリーザ軍位無理ゲーの闘いが始まったのです。
敵は物量で攻めてくる忍者、火縄銃。アーケードだとかんしゃく玉もあります。そして、腰元、悪霊など。
攻撃はレバー+ボタンなのだが、相手が手裏剣や火縄銃に対し、鎌。
本当に何考えてるんだこいつらはと思いますが、射程は短いが連射が効き、自動で近くの敵に向けて放たれ、しかも手裏剣より若干速い。
地面に落ちている小判を8枚集めるか、写真右下のように、時折出現するお代官様を捕まえればステージクリア。
…………って、これは一揆か?という疑問は置いておこう。


アーケードとファミコン版の違い

大きな所だと…
・ファミコン版は4ステージ。アーケードでは8ステージ。
・アーケード版は縦長の画面構成で、画面右側に小判の位置が判るミニマップがある。
・画面上にある地蔵、木、緑の石、石碑、水桶といったオブジェクトに重なっていれば敵からの手裏剣攻撃を受け付けない。ファミコン版だと重なっていても敵の手裏剣攻撃を受け付けないオブジェクトは地蔵しかない。また、鎌を投げるたびに自機が足を止めるので、アーケード版の攻略は通用しない。
・竹やりがアーケードだと強いがファミコン版は死に武器…
・どちらも画面のかなり端まで行かないとスクロールしない。そのうえで…アーケード版は難易度は低めだが、発狂するとアドリブが要求される。ファミコン版は逆に発狂よりも画面スクロール時に突然出くわす敵に殺されやすい。
他にも色々とあるがその辺は省略としよう。


忘れたころにまさかのオンライン化。しかも良リメイク。

プレイステーション3でまさかのリメイク版登場
しかもバカゲーとしての要素を残した上で、ギミックやルールを増やし、キャラクターに性能の差を付け…と、ただのリメイクでは終わらない作品に。
ゲーム構造上単調にはなりやすいのですが、十分今の時代に見合った、時間つぶしにピッタリなゲームに仕上がっております!


せりすけポイント

それなりに良好な調整にしつつ、コミカルな演出が個性的。
けっこうギリギリまで行かないとスクロールしないので、死因の大半が事故死もしくは発狂死。
よって当時の年代にしては十分な計画性と戦略性が求められるので、小粒でもピリリと辛いゲームです。
プレイステーション4アーケードアーカイブスでアーケード版も移植されておりますので、
プレイステーション3版と併せて、興味が出た方は是非遊んでみてください!


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