JUST BREED

愛する者のために。愛する世界を守るために。

タイトル 街のシーン マップ

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
ジャストブリード SQUARE ENIX シミュレーションRPGゲーム ファミリーコンピュータ

ファミコン末期の隠れた名作。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。近所のセブンイレブンで300円でスーパーグレートレアガチャ。クリスタルソードを手に入れてしまいました。
おかげで「ジャラステ」をやるたびに後ろに並ぶちみっこからヒソヒソ声が。もう神様が降りてきた感じなのでしょうね。
そんなわけで今回紹介するのは降りてきた繋がりで、この「ジャストブリード」を紹介したいと思います。
このタイトルが出た当時、ぶっちゃけ『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』とか『ファイナルファンタジーV』とか、スーパーファミコンで激戦が繰り広げられていた頃で、ファミリーコンピュータはひっそりと衰退していた…そんな頃に降りてきた奇跡の名作でしたが、あまり宣伝もされませんでした。そりゃあ見向きもされませんよね。
ちなみに、大多数の人は知らないと思う同じ年代で発売されたタイトルとして、こちらがございます。

タイトル ステージスタート ミス

柔らかいターミネーターが、数の暴力で圧殺死するよく判らないゲームが同じファミリーコンピュータで出ていて、制作した方には悪いのですが、何を思ってあんな酷いターミネーターを出したのか。
92年はかなりの数のそりゃああんまりだろうな内容のゲームがかなり多く出ていて、もちろん「ギミック!」とか名作も出ていたわけですが、それにも埋もれる位、ジャストブリードはマイナーなのです。


ゲーム内容について

ファミコンRPGと言いながら、ゲーム中の文章が漢字混じり表記であり、フォントも大きめで読みやすいのです。また街中ではBボタンダッシュも出来るなど色々と親切機能も多い。
しかし文字グラフィックに容量を喰われ、まさかの「定価9700円」。当時のドラクエやFFと同じ価格です。また、既存のRPGにありきたりな物は極力排除し、リアリティに気をつかって設定を行ったとの事で、王様は居ません。 戦闘パートはユニット型の交互ターン制シミュレーションRPGで、マップ上でエフェクトを交えながらの戦闘となります。街などでは「ドラゴンクエスト」に代表される、オーソドックスなコマンドウインドウ型です。
戦闘は6ユニットが形成する部隊が基本単位となり、最大4部隊24ユニットで戦闘が行われ、1部隊は隊長・魔法使い・剣士×2・弓使い×2(剣士×1・弓使い×3の部隊もあり)で編成されています。
経験値は部隊単位での取得となり、レベルアップも部隊全員が同時に行われます。隊長以外の各ユニットはHPがゼロになると戦いから離脱。隊長のHPがゼロとなった場合はその部隊全ユニットが離脱する事となるので、リーダーを殺さない事が大事になってきます。ちなみに主人公が離脱した場合、近くの町に強制送還となります。
また部隊内のユニットは“隊長を中心とする1画面内”からはずれて行動する事はできません。逆に画面の上下の端に自部隊ユニットがいる場合、隊長は上下方向に移動できなくなってしまうので、良く考えて動かす必要があります。


奇跡の開発陣

シナリオは「カーツさとう」さん。プログラムを「ランダムハウス(森田将棋)」、音楽を「田中公平」さん。キャラクターデザインに「高田裕三」さんという、知ってる人からすれば、こんな豪華な開発陣が!という顔ぶれです。
こんな面々でスクウェア・エニックスとして最後のファミリーコンピュータタイトルをリリースしたとは…アプリとかでリメイクは難しいのでしょうか…。wiki調べによればファミ通でも平均点を取っており、広告費を考えてもなかなかの高評価好印象であったと思われます。


ここがお勧め!せりすけポイント

ファミコンを限界まで活かしたBGMもそうなのですが、ファイアーエムブレム以上にチーム個々の能力や効率的に敵を倒すための戦略性が重要かつ、このゲームのおすすめポイントであります。
戦闘のテンポは非常に良くサクサクと進むうえに同じチーム内で誰がダメージを与えてもチーム全員の経験値になるので、それぞれ役割に集中が出来ますから、殲滅したあとのスッキリ感がまたいいわけです。
中盤位からしっかりレベル上げをしておかないとラストの闘いが非常に厳しくなりますし、敵も役割分担をしてきたり、巣から敵が沸いてくるので、どのタイミングで誰が巣を潰すのかも重要です。
ドラクエやFFしか知らない人ほど、是非触ってほしいタイトルです。とにかく「本当にファミコン?」って言いたくなる完成度ですから。


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