バルーンファイト

故・岩田元社長と、故・横井元社長の究極タッグが生んだ傑作

タイトル ゲーム画面1 ゲーム画面2

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
バルーンファイト 任天堂
HAL研究所
アクションゲーム ファミリーコンピュータ

厳密にはアレンジモノなんです。

風船につかまって宙に浮かぶ主人公を操作して、同じく風船につかまって宙に浮く敵や2Pプレイヤーと風船の割り合いでバトルするアクションゲーム。
アメリカのゲーム会社ウィリアムスから業務用として発売された対戦型アクションゲームのアレンジ作品に当たるらしい。
(当時)HAL研究所の岩田聡がファミコン版プログラムを担当した。


とにかく連打で空を飛べ。

プレイヤーは二個の風船を体にくくりつけて宙を飛ぶ。
Aボタンは1回押すごとに1回羽ばたき、連打で調整をする。
Bボタンは判り易く言えばフルオート。押しっぱなしにすると自動的に羽ばたいて上昇する。
アーケード版には連射がないので、どうしてもという場合連射装置を付けないといけない。
自分の頭上にある風船が敵または味方に接触してしまうと、風船が割れてしまう。
敵の場合は一個。二個とも割れてしまったらミスになる。(風船が一個になると浮力が低下し、連打数を増やさないといけない。)
また水面にはサメが潜んでいて、水中から出現するサメにプレイヤーが食べられるとミス。(敵が食べられる事もある。)
一定時間経過後に出現する雷に触れると、風船の残りに関わらずミスになる。


ファミコン版にのみ存在。BALLOON TRIP

タイトル ゲーム画面1 ゲーム画面2

サメを除き敵が一切いない、強制横スクロールモードのミニゲームだが、これだけでこのソフト一本分の価値がある。
雷が行きかう迷路の中を潜り抜けながら足場のない空を飛び、雷を避けつつ、サメに用心しながら、風船を割ってひたすら進んでいく。
割った風船の数と時間経過と共にスコアが自動加算されていき、いかに長時間飛び続けてスコアを稼ぐかがこのモードの肝であり、もちろん風船を割らないで飛び続けるだけで行く事だってアリ。
ときどき漂ってくるシャボン玉を割ると、雷の動きと強制スクロールが一定時間止まるが、点数はもらえない。
尚、風船を20個連続で逃さずに割っていくと「水色→オレンジ色→ピンク色」と色が変化する。
途中割るのを逃してしまった場合は、風船が全部消えるまで待たないとダメ。


アーケード版について

タイトル ゲーム画面1 ゲーム画面2

アーケード版はタイトルのフォントも若干異なり、BGMも少し変更がある。(とはいえ先に出たのはアーケードだが。)
また、縦二画面になっているのが特徴で、ゲームの難易度はそこそこ高い。


V.Rバルーンファイトとか面白そう

人の力で空を飛ぶというこの特異なゲーム性は、今やってもインパクトが素晴らしくそしてゲームとして面白い。
Nintendo Switchでの復刻だけでなく、スマートフォンやタブレット等で、V.R画面で遊べたら面白いのではないか。
背後からの不意打ちとか360度全てがゲームフィールド。任天堂さん。駄目ですか?(笑)


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