北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ
堀井ミステリー三部作の名作だと思っています。
ゲームタイトル | メーカー | ジャンル | ハード |
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北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ | アスキー | 推理ミステリーアドベンチャーゲーム | ファミリーコンピュータ |
ロケハンを行った作品
北海道を舞台とし、摩周湖や屈斜路湖を始め、網走刑務所や北浜駅、夕張炭鉱などの現実の観光スポット、網走刑務所で作成されているニポポ人形など実在の風物が登場する。
当時ライターとして活躍していた堀井雄二さんがシナリオを手掛けたのですが、最初のPC版の作品の段階で、現行のドラクエでも使われる『流石、勇者様!』的表現が使われていたことを注目したい。
結論から言うと良く練られた作品です。
私はポートピアから入った口で、ドラクエを経て、この作品に触れたのだが、結論から言うと名作である。
ストーリーに関わる部分でもあるのだが、ブラックジャックのミニゲームがあったり、シナリオの複線の回収もしっかりとしている。
秀逸なのはBGMである。重厚なシナリオに併せて変化していくBGMは、まるで2時間のサスペンスを見ているようである。
ただ、トラップも何か所か用意されており、ファミコン版の場合は、手詰まりがわかりにくい。
是非ファミコン版で触ってほしい
ファミコン版は、週刊ファミコン通信でかつて連載していた『べーしっ君』の荒井清和氏が手掛けている事で
重くなりがちな雰囲気を打ち消しているのが印象強い。
『べーしっ君』のキャラも所々で友情出演しているので、(バスタオルのイベントばかり話題だが)ちょいちょい出ているのを探すのも、また一興ではないだろうか。
※べーしっ君と目森二五六と番長ヨシオが隠れキャラクターとして登場