シムシティ

   

箱庭ゲーム形態の第一弾は、今も長く親しまれています。

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
シムシティ 任天堂 / インテリジェントシステムズ 箱庭シミュレーションゲーム スーパーファミコン

箱庭ゲームの原点

箱庭要素のあるゲームはすでに「A列車でいこう」シリーズなどがあったのですが、都市開発という壮大なテーマであり、
またありそうでなかったコロンブスの卵。
都市運営と言っても非常にシンプルに作られているので、ちょちょいと操作をして、あとはしばらく放置。これだけ!
簡単操作で誰でも都市運営が出来ちゃいますし、一部では有野課長にやらせるのも面白いのでは?という意見もあります。


RPGや育成ゲームとはまた違った充実感。

 

当然、犯罪や公害など、様々な問題を解決していかないといけない。
悩ましい問題ではあるものの、問題が次々と解決していく有様や、街が大きくなっていくその姿は視覚的にも判り易いので、
個人的にはRPGよりも達成感があるように感じるし、感情輸入もしやすい。この他のジャンルと違った充実感が、
このシリーズの息が長い理由なのかもしれません。
小さな一戸建てと小規模工場が中心の、静かなBGMの街が、やがてビルや大工場がひしめく光景に変わる様は、まさにそれ。


ここがお勧め。せりすけ印!

 

閉じた空間の中で、建造物を配置しながら町の成長を楽しむ…というのは、この作品が原点であり、しかもSFCで出した事の意味が非常に大きい。
手塩にかけた町には愛着も沸き、いつまでも行く末を見たくなる中毒性は、また新たなる顧客層を掘り出したと言えるでしょうし、
私自身もプレイをすると、シンプルでとっつきやすいし、短いプレイ時間でも充実感がえられる。頭がすっきりします。
時を経て判明したデバッグモードが、この作品の息の長さを物語っていますよね。


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