ごんべえのあいむそ~り~

大らか過ぎる主人公を操り、大らか過ぎる敵キャラを殴って金塊を集める。移植不可能な作品かつゲーセンでもウルトラレアな珍作?怪作?まともに遊ぶには秋葉原かミカドのワンチャンス狙いか、諦めてMAMEしかない。(基板も3万円~4万円をウロウロ…しかも品薄。)

タイトル ゲーム画面1 ゲーム画面2

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
ごんべえのあいむそ~り~ セガ・インタラクティブ SEGA SYSTEM 1 1985年4月

社会問題をえぐり出す渾身の風刺ゲーム

ゲーム画面3 ゲーム画面4 ゲーム画面5

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
これがアップされる頃にはとっくに夏の選挙も終わり。まさかあの候補が当選したり、まさかあんな方が落選したりなんて、全く想像できませんでしたよね!!
さて、これを書いている今は、何月何日でしょうか。(笑)
さて、今回は先日夢の中でDS.T君から「これをかきなさ~い」と、割と井上陽水さんのような口調でお告げが届いたので、この究極の社会風刺ゲームを取り上げたいと思います。
85年という著作権や肖像権に大らかだったあの頃を差し引いても、家庭用ゲーム機に移植もされませんでしたし、未来永劫バーチャルコンソールとかでも出てこないでしょう。
なのでまともに遊ぶには秋葉原やどっかのSEGAかミカドが間違っていれるか、MAMEでやるしかありません。私自身も存在自体は知っていましたが、エタタワ、ミカドで1回ずつ遊んだきりです。(基板だって3万円~4万円…しかも弾数は少ないと来た。)
基本的なルールとしては、地面に落ちた金塊を集めてスタート地点に戻る、という「回収・ゴール型のゲーム」になります。
で、あとでプレイしている動画を見ればわかりますが、金塊を拾っただけでは点数は入りません。つまり、まとめて持って帰った方が貰える点数が大きくなります。(最大で9999点)
1周4面構成のエンドレスゲームで、後のステージでは金塊が11個以上落ちているステージもあり、その場合は主人公は10個までしか拾うことが出来ないので、その場合は一旦スタート地点に戻って金塊を納める必要があります。


敵とトラップについて

ゲーム画面6 ゲーム画面7 ゲーム画面8

このゲーム。結構事故死が多いです。それもこれも敵キャラが結構パックマン以上に個性的だからなのですが、とにかくスコアを狙うプレイとなると事故死が多い。敵キャラや障害物に接触したり、池に落ちるとミスになります。
特に厄介な敵キャラが「樽」。立ち強キックや昇●拳でぶっ飛ばしてやりたくなりますが、倒せない上に、意思を持っているが如く、ごんべえを追ってきます。しかも結構な小回りやターンまでかましてきます。特に敵と重なっているときの対処がこのゲームのポイントともいえるくらい。(ジャンプで飛び越しても敵に当たるため)最初は1個で4面クリア毎に1個追加され、検索した所最大4つになるそうです。やべぇって。
操作系は「4方向レバーと2ボタン」です。(攻撃ボタンとジャンプボタンで、攻撃ボタンは連射装置取り付け推奨)
攻撃は前方にパンチを繰り出し、ヒットした敵を倒すことが出来ます。しかし、何処かで見たような高身長プロレスラーっぽい敵は複数回殴らないと倒せません。(こいつを殴って稼ぐために連射が必要)また、某陸上選手のジャンプしているときは当たりません。また何処かで見たような女優の投げキッスを攻撃すれば1,500点入ります。障害物の柵と金庫は6回攻撃すれば壊れますが、消火栓は壊せません。


こういう短時間でぱっと遊べるものがほしいと思います。

動画では紹介していませんが、隠し得点アイテムもあるようです。例を挙げると…
1面で黒い柵を全て壊すと何故かステージ中央にモアイ像が出現し、それを殴ると1個に付き1,500点。
2面で池にたまに飛び跳ねる赤い魚を殴ると蜂が出現し、回収すると9,800点。
3面で東京タワーを下から殴ると、何故かフィールドのどこかに宝の山が出現。宝の山を連打でボーナス。
とまぁ、シンプルなルール、ギリギリのバランス。戦略性。一瞬判断ミスが死に繋がるゲーム性。リスクを冒しても狙う価値のあるスコアアイテム。(1up狙いで)。そして良くも悪くも悪ノリした世界は非常にクセになるゲームです。
この手のゲームは手軽さが売りな訳ですから、アーケードの4人対戦出来るパックマンみたいなノリで出したり、キッズメダルで出せば、そこそこ行けそうな気がするんだけどなぁ…。
と、言った所で今回はこれにて。
ではでは。
ではではでは~(^-^)/~~


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