忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻

夏休みの予定は決まったかな?という、駄洒落からの発想。(主題歌の歌詞が「山を越え谷を越え」なだけに。)

タイトル

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
忍者ハットリくん
忍者は修行でござるの巻
ハドソン アクションゲーム ファミリーコンピュータ

基本のルールについて

プレイヤーは主人公ハットリくんを操作し、制限時間以内に鳥居(ゴール)を目指す。
アニメの主題歌にあるように、山を越えたり、谷を越えたり、時には迷路なんて地形を、忍術を使いながらクリアしていきます。
意外にも150万本も売れたのですが、先に評価だけ話してしまうと、このゲーム自体は難易度的には、スーパーマリオ圧勝の時代において、ピーキーすぎる操作性により、障害物が気軽に飛び越えられるものではない点。運が悪いと死ぬまで張り付かれる敵キャラの存在。忍術を使うための巻物集めでゲーム進行を中断されやすい…と言った当時とは言えちょっと苦しいという部分は多い。で、これが大人になった今プレイしてしまうと単調なステージ展開であることに気が付き、使う忍術は実質(保険の意味で)3.4種類しかないため、残りの7忍術が死に技という事に気が付く。おまけに忍術の選択方法がセレクトボタンのみなのに対し忍術が11種類もあるため、今度はその忍術選択でゲーム進行を中断されやすい
という、はちゃめちゃなゲームバランスとなってしまうのだが、原作要素が様々に盛り込まれており、登場人物の特徴もよくつかんでおり、キャラゲーとしてはかなりの高評価なのは頷ける出来である。


攻略に必要な最低限の知識

まず1面の最初の地点でタイムアップまで前に向かって前進してくる甲賀忍者を10人倒し、途中の影千代に当たらないようにしながら(当たると忍術が盗まれる)、メカ忍者に手裏剣を4発当てて、忍術を取る(カエルは取ったら即死)
敵が出てこなくなったらハットリくんを画面左端に動かせば再度出てくる。で、この忍術稼ぎを1面の開幕でタイムアップまでやるのが重要。タイムアップまでやっていれば残り4つくらいになるはずです。で、2回目で残りの枠を全部埋めたら、道中の敵は基本全無視。白猫斎はナミダパワーで一撃で倒せ。
このゲームで使う術は基本、水の上が歩ける「水蜘蛛(3つ目)」。手裏剣で倒せない敵を倒す、「ナミダパワーの術(8つ目)」。ジャンプボタンを超連打してれば延々空中にいられるムササビの術(9つ目)」くらい。
果物を取るとえられる「力(ちから)」は、体力回復と同時に使える忍術が増えるアイテムなのだが、1個取れば3種類まで使えるので、1個取れれば十分である。

また、ハットリくんは「道中の木の枝に隠されているチクワを合計20個取ると黄金に輝く。」この間はしばらく敵に触れても無敵状態となり、更に獲得スコアが2倍になるので、スコア稼ぎをする場合重要な要素となる。でもザコがフルーツに変わった時(ハットリくんがあるポイントでジャンプすると、突然画面が白黒に変わり、ザコ忍者がフルーツに変わる隠し要素)、そのフルーツを回収できないのは泣ける。他にもいろいろと細かい隠し要素があるのだが、ここでは割愛しておこう。


ステージは全部で16ステージですが、ラスボスは居ません。

結局のところこのゲームに必要なのは「勢い」「ステージを大体でいいから暗記」「使う忍術は三種類。以上の3つだけ覚えてしまえば、あとは回こなせば1周くらいは何とかなってしまうであろう。
え?ハイスコアはどうやって稼ぐのか?このゲームで?え?歴史で習ったろ?「呂布に逆らってはならない」って。このゲーム真面目に稼ぐとなると、まず巻物は補充可能なポイントが決まっているので、最初にも話したけど、まずタイムアップまで巻物を稼いで、その上でクリアだけなら三種類だけど、稼ぐとなるともう少し忍術の種類が増えてくる。
特定の地点に手裏剣を撃ち込むと出現する隠しアイテムとか、黄金のハットリくんで倍ボーナスかかった状態でボーナスアイテムを取るとか、いろいろと修羅の道なので、キャラバンをやってたハドソンが調整したとは思えないかなりの得点のインフレデフレぶりにゲンナリする事うけあいです。


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