聖剣伝説～ファイナルファンタジー外伝～
外伝だったはずの作品は、まさかのシリーズ化。誰も予想しなかった事でしょう。
| ゲームタイトル | メーカー | ジャンル | ハード |
|---|---|---|---|
| 聖剣伝説 ～ファイナルファンタジー外伝～ |
スクウェア | アクションロールプレイングゲーム | ゲームボーイ |
お馴染みのものが多く使われた、外伝的な作品でした。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
これを書いている今は超PSO2の日でして、マルグルを延々やったりペルソナにフルブーストで挑んだりしたのですが、
何一つ面白味のある展開も要素もなく、そっとログアウトした所です。なんだかなぁ。
と、前置きはここまでにして、今回はこちら。「聖剣伝説～ファイナルファンタジー外伝～」です。
このゲーム、後に『新約聖剣伝説』としてリメイクされるんですが大不評を買いまして、2016年2月4日にさらにグラフィックを3D化したリメイク版が出るという経緯があります。。
見下ろし型画面で、画面から別画面への移動方式。パズル的な要素を取り入れるなど、任天堂の『ゼルダの伝説』シリーズを強く意識していると思われます。
固有名詞にはポーションやエリクサー、ケアル、ファイア、フレアといったFFシリーズでお馴染みのものが多く使われていますし、チョコボや飛空艇も登場していますので、ひょっとしたら、この一作で終わらせるつもりだったのかも？しれません。
というのも、ゲームボーイでのスクウェアの味はSa・Gaシリーズである程度完成されていましたし、
伊藤賢治さん、石井浩一さん、北瀬佳範さんなど、後の大作シリーズに関わるスタッフを育てる意味合いを、ゲーム中から強く感じ取れる節々がゲームに滲み出ているからです。
どんな感じのゲーム？
機種の制約を感じながらも、様々な武器で敵を倒していくと共に、マトックで壁を壊して隠し通路を発見したり、壷を壊して階段を発見したり等。様々な仕掛けが存在し、武器の特性や魔法など様々なものを駆使して突破していく形です。
仲間キャラは当たり判定が無いので完全無敵で、エリアを移動すると自動的についてくるので邪魔になることはありません。攻撃を行わないキャラでも「相談」コマンドにより、ヒロインであれば体力を徐々に回復したり、チョコボであれば主人公を乗せて無敵状態で高速移動するなどの特技が使えます。
せりすけポイント
所々の作り込や調整は甘いのですが、むしろ今の作品と比べると初々しさを感じられる作品で、ゲーム性とストーリー性を両立できていた本作は20年以上経った現在でもシリーズ最高傑作だと評するファンは多いようです。
ゲームテンポが間延びしてしまったり、危険と隣り合わせのどこでもセーブ。カギの仕様に関する問題点など等。多くの課題もあったのですが、現在はPS Vitaやスマートフォン版で修正リメイクされ、リリースされています。
ですが、あまり大きな修正や改良は行わず、ゲーム性が大きく変わりかねない部分はそのままにして、幾分問題のある箇所を直しては捨てを繰り返して…という感じとの事なので、もし興味が沸いてきましたら、ぜひぜひプレイしてみてください。
それでは今日はこの辺で。ではでは～
