クイズ赤マルQ上昇・ドントアール

知的財産権上等。肖像権って何だろう?のクイズゲーム。ただミニゲーム含めてそこそこ楽しめますが、難易度は厳しめ。

タイトル1 タイトル2 遊び方説明

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
クイズ赤マルQ上昇
ドントアール
中日本リース株式会社 メインボード 1996年6月

知る人ぞ知るメーカーが出したクイズゲーム

大抵このメーカーで有名なタイトルとなると、アーケードのメダルゲームで「麻雀 立直一発」「華の舞」「ねるとん牌鯨団」辺りがぎりっぎり判るかどうかと言うレベルだろうか。
大半がメダルゲームとか、景品払い出しゲームとか、脱衣麻雀系が中心のメーカーで、クイズゲームも何タイトルか出しているが、これはその出ているタイトルのうちの、もっともある意味ヤバイんだけど、中身はそれ相応に意欲的な物。
レバーとボタンでプレイする、クイズ+ミニゲーム集と言った感じである。
根幹のクイズ形式やシステムは使い回しが中心だが、当時人気だったテレビ番組をパロっており、当然登場人物は…まぁ、言うまい。


ゲーム進行について

ルール1 ルール2 クイズ画面

まぁ、まさにこの写真の通りである。8方向レバーでまずパネルを選択する。するとパネルに応じたクイズなりミニゲームが出てきて、それをクリアするとパネル獲得。
どこぞのクイズ番組のように、相手のパネルをオセロのように挟むことで相手のパネルを自分の物にする事が出来る。
実際のクイズは、レバーで正しい選択肢のほうに倒したり、選択肢が4つ以上あったり、コンピューターと対戦する形式の早押しなど様々。

ルール1 ルール2 クイズ画面

クイズの問題は難易度の波が激しいです。でも、普通の2択ならあてずっぽうでも何とかなります。ただし、このゲーム。ライフはほとんど回復しません。(途中チャンスゲーム後や、一部大型クイズで条件を満たした場合位しかチャンスが無い。)
またタントアールのパクリ的なゲームだと思えば、それなりに出来の良いものもあったり等。完成度のばらつきが激しいのも減点対象。
そしてこれだけ大量のクイズジャンル。ミニゲーム。CPUの乱入がありながら、1Pvs2Pモードが無いというのも96年と言う観点から考えても減点対象。
あ、あとこれ、マルチエンディングらしいっす。


そんなこんなでかなりマイナーなゲームです。

ルール1 ルール2 クイズ画面

当然テストモードと言うかDIPスイッチで変更できるのは難易度位のもので焼け石に水。
そしてマイエンジェルとか、七色ドリームスに完全に力負けしてしまい、殆ど出回らなかったそうです。
あ。あと、ダイナックスとか中日本の基板。2000年に対応していないので、仮にも現在動かすとなると1918年とかになり、クスっと笑えます。
ちなみにクイズ部分で意欲的な所としては…
・正しい日本語問題・・・漢字表記が正しいものを選ぶ。
・正誤判定問題・・・問題の答えが正しいかどうかを判定。○×クイズとは違う。
・紛らわしい2択問題・・・非常に引っかかりやすい2択問題。これが原因で難易度の波が激しい。
・知恵増クイズ・・・辞典の説明を見て、表示されている単語が合致してるかどうかを○×で判定する。
・5択以上問題・・・従来までは選択肢が一度に全て表示されていたが、このゲームでは一つしか表示されず、レバーでスクロールさせて選択肢を見ていかなければならないため、焦りやすい。

でしょうか…
で、これ正直な所稼働させている店があれば、ちょっとそこの店の人を病院に連れて行った方がいいレベルの世界になり、「じゃあMAMEで。とか言われるとMAMEでもプレイに値するかどうか…(苦笑)
と言ったところで今回はここまで。
あとは下の動画でこんなゲームなんだと認識していただければ宜しいかと思われます。ではでは~。


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