ヘラクレスの栄光II タイタンの滅亡

2になって平凡なRPGになってくれたのだが、エンカウントが不安定なうえに厄介な要素を加えてくれたため、難易度はピリ辛

タイトル スタート地点 戦闘

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
ヘラクレスの栄光II タイタンの滅亡 データイースト ロールプレイングゲーム ファミリーコンピュータ

ギリシャ神話をモチーフにしたお話です。

同タイトルの第1作目は、町がマップの一部だったり、装備品に耐久度があり性能が下がっていき、最後には壊れる(後のメタルマックスでも同じの使われるわけですが)、両手武器を装備すると盾の効果がなくなる、まさかの船が持ち歩ける。等、他にも色々と斬新なんだか狂っているんだかよくわからない要素も多く、細かい所で開発側がちゃんと方向性を見きれていなかった作品でした。
それに対して2は、判りやすい作りに変わりました。
このゲームの評価は、ハドソンの桃太郎伝説同様に「話が判りやすい。」桃太郎伝説はその名前の通り、日本の昔話の世界観を押し出したゲーム。同様にヘラクレスの栄光は、ギリシャ神話の世界観を押し出したゲームです。
そこの何が良いのかと言うと、ユーザーが購入する前段階で、事前にある程度のイメージを掴むことが出来るという事です。
色々とロールプレイングゲームは数あれど、購入する前にある程度の話が想像できるという要素は非常に貴重な部分になっています。


今からプレイする人が覚えておくべきこと

当時89年なので、「道具を売れるのは道具屋だけ」です。更に「町中でも毒のダメージを受ける」仕様です。
一番厄介な要素は「敵が装備破壊攻撃をしてくる。(非売品も平気で破壊してくれる)」そのうえ「店売りでも呪い装備が多々ある。
よって、このゲームはこまめなセーブが重要だったりします。
またヘパイトスに会えるようになったら、彼の前で「さびたつるぎ」と「さびたたて」を「つかう」と、それぞれ最強装備である「ゼウスのつるぎ」と「ゼウスのたて」に磨き上げてくれます。しかも「さびたつるぎ」と「さびたたて」を装備した状態だと、何本でももらえます。「ゼウスのたて」は、主人公とヘラクレスに必須なので、忘れずに2個貰ってください。
更にラストボスに挑む前に、ラストボスの封印を解くのですが、その時に訪れる場所に唯一陸続きでない1マスを上から「しらべる」と戦闘中に使うと全員に回復が出来る「ゆうしゃのこて」が手に入ります。
こんなんノーヒントでわかるかよ。


微妙にエンカウントが高い。

このゲーム。エンカウントが微妙に高いので、3人目が加わるまで。及び南半球全部が若干運ゲーになってしまいます。
3人目がパラメータ的に心細いのですが幸いにも速いので、色々と手立てはあるのですが、南半球は町が二つしかないのが問題です。
なので結構装備はしっかりしておかないと泣きを見る事になります。つか、前半はしっかりしても若干運が絡むので、ちょっと気合を入れて臨んでいく必要がありますね。
あ、あと、ラスボスの封印を解くときは船で行った方がいいですよ。そうしないと二度手間ですから。


せりすけポイント

私も世間一般の評価と同様で、微妙にエンカウントが高いのが気になります。
そして戦闘シーンのテンポが悪く、微妙にイライラするので、そこも減点対象。
それ以外はアイテムや魔法の効果を把握するのが怠いくらいで、オーソドックスなゲームです。
エンカウントの高さとテンポの悪さに目をつぶれば、皆さんもそこそこお楽しみいただけると思います。


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