風雲スーパータッグバトル

MV-1Bに専用サブボードを付けないと4人タッグプレイが出来ないというクソ仕様の結果、力技4人台の方が手間はかかるが早いというオチ。

タイトル ゲーム画面 ピエロ

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
風雲STB SNK MV-1B+専用マルチボード 1996年9月26日

本当に知られないまま終わった。でもタイトルと風雲拳だけは今も一人歩き。

さぁ、今回はこっちの出だし文章と言う事で、そういうゲームとなります。
不思議なことで去年の今頃は渋谷の派遣会社の社員としてwebサイト運用や広告運用をやっていて、凄い仕事が面白かったはずなのですが、
そんな事を振り返れば振り返るほど、何故かKOF97GMを購入してしまい、シングルモードで大失敗した割には無事3位(2018/05/14現在)におります。
さて、今回紹介するのはこちら。「風雲スーパータッグバトル」でございます。
前作の風雲黙示録はゲームデザイン全体がかなりとっちらかって、何が何だかよくわからない。いわゆるバイキング形式の食事であれもこれも取りすぎて奇妙なプレートが出来上がったような感じでしたが、
今回は今回でシステム周りが微妙にややこしいままだったり、タッグエリアでないと交代が出来ない、そのうえ片方負けたら終わりと言う、諦めが早いゲームシステムなので、ABの避けや前ABの回り込み。BCの中段攻撃などでチクチク攻めて奥に追いつめていくのが主軸となります。
あと、そこのピエロさん。自重してください。


何と4人同時プレイが出来ます。

タイトル セレクト画面 タッグエリア

このゲーム。何と、MV-1B基板(後述)に専用端子を付けて、DIPスイッチを対戦モードにすると、このように最大4人でタッグプレイが可能なスペシャルバージョンに変わります。
待機中のキャラを使っているプレイヤーは、ボタン連打で回復の速度が早められますし、
相方の意志で強制交代も出来ます。でもこのサブボードの方が出回りが少なく、色々調べた所、
何とネオジオエミュレーターでさえも、4人プレイが出来ない始末。
おいおい。実機でもエミュレーターでも出来ないんじゃお手上げじゃねーか。という訳でこれ、家庭用ROM移植版では見事に没になっております。2人タッグプレイ位は何とか出来なかったのかなぁ…。
一応MAMEの一部と、デバッグネオジオの一部バージョンでは対応しているみたいなので、まぁ、最終的には実機でもエミュレーターでも力技でもって、
この作品のキャッチコピー。「タッグでバトれ。(だっけ?)」は何とか解決が可能です。
(1P,2Pの配線を2つずつ付ける手間暇かかるメンテですが、カプコンのvsシリーズをこれで稼働させている店は多かった。)


MV-1Bってなによ。

ハードディップ設定

MVS基板には幾つかのバージョンがあります。KOF2003、SvC、メタスラ5は特殊な一枚基板ですが、れっきとしたMVS基板です。(でも海外ではカートリッジ型で販売されているので、四本用の筐体とかに入れられる。)
MV-1というのが、ロムカートリッジが一本接続できて、一本用、二本用、四本用、六本用と出てますが、一番メジャーなのは、一本用と四本用でしょう。
MVS基板の一枚用は、いくつかのバージョンがあります。家庭用のネオジオで末期作が出たり出なかったり、珍妙なバグにも若干の干渉した可能性がある部分も見えるのですが…
MV-1・・・発売当初の基板で、モノラル・ステレオ切換可能。オプション装着端子付属(麻雀コンパネとか)。基板自体が大きい。(家庭用ネオジオ実機は、これベースなのかも…?)
MV-1F・・・MV-1より少し小さい。大体同等の機能だが、メモリーカードユニット装着端子がない。
MV-1FZ・・・基板小さめで、モノラル出力のみ(改造手術をすればステレオ化出来た記憶がありますが)。オプション端子が無い。
MV-1A・・・MV-1FZと同等の機能で、1Pと2Pのシューターの個別設定が可能。(これによりKOF96以降位から2P側からのスタートが可能。)
MV-1B・・・MV-1Aよりさらに小さめの基板。
MV-1C・・・MV-1Aと同等の基板の大きさ・機能だが、基板保護用ヒューズと、基板保護用ケースが搭載。
KOF99以降の作品が業務用家庭用揃って色々と動作や挙動が不安定だったりするのは、KOF97位から中国でガンガンコピーされまくったからです。コピー防止の為チェック機能が働くためのものなのですが、
メタスラ4を開発した、中国企業のメガ・エンタープライズ社が自社の公式サイトのトップで堂々と発売前に製品版のROMイメージを配信して、大騒ぎになりました。(KOF2000,2001,2002,レイドラ,メタスラ4が配信された。)
まぁただこのタイトルのうち真面目に被害を受けるとしたら2002位で、ぶっちゃけいら…ゲフン。
(結果中国のせいでMVSは終了した。)


その後の風雲キャラ

ラスボスのジャズウと、1の主人公ハヤテ(ページトップの写真2枚目)
こちらがKOF11で登場しました。時間にして約1か月半から2か月電源入れっぱなしにすれば解禁されます。
(まさかのオペコマがない。)
で、KOF11のハヤテに関してですが、画面外からの無慈悲なブーメラン連打は、知ってても知らなくても出来ても出来なくてもやめてくださいほんとに。


稼働時について

テストモード

中ボス前のステージから急激に難易度が上がるので、レベル3か2を推奨。
あとこれ「1コイン対戦あり」にしても1試合エンドにならず普通にCPU戦が始まるから項目として意味がありません。ご注意ください。
インストカードが存在しなかった場合ですが、その場合は「超必殺技は全キャラ共通で逆ヨガ前Aです。」とでもメモ紙に書いて貼れば多分何とかなります。CPU戦は本当にそういう内容(ガードキャンセルで何とでもなる)です。
ですから何度も話してますがピエロさん自重しなさい。
では、今回はこの辺で。ではでは~。


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