桃太郎活劇

「かならずエンディング・ぜったいエキサイティング」のコピーは伊達じゃありません。

タイトル

ゲームタイトル メーカー ハード 発売日
桃太郎活劇 株式会社ハドソン PCエンジン Huカード 1990年9月21日

「桃太郎シリーズ」初のアクションゲームでした。

難易度選択 オープニングデモ1 オープニングデモ2

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。

さて、今回は家庭用のコチラのタイトル。『桃太郎活劇』

Huカードやケースのタイトルロゴの下に「かならずエンディング・ぜったいエキサイティング」と書かれているのが特徴。
様々な人にアクションゲームを楽しんで貰いたいという事から、かなり敷居を下げた作りになっています。どんなにアクションゲームが苦手な方にでも、エンディングを迎える事が出来る「かんたんモード」から、バリバリに楽しむ事が出来る「むずかしモード」。「むずかしモード」をクリアした人が選べる「ゲロゲロモード」という、最高難易度まで用意されています。
けど実際に発売されたときには、その部分があまり強調されていなかったように記憶しています。普段ゲームをあまりプレイしない人には、ハードの購入と併せて、大いにアピールできるポイントだと思うのですが…。
「桃太郎伝説」や「桃太郎電鉄」がシリーズ化されているのに対して「桃太郎活劇」は続編もなければ、他機種への移植もされていません。
ま、確かに爽快感は少し欠けるのですが、内容は十分練りこまれているので、ご紹介していきましょう。
あ、最初に難易度なのですが、一番わかりやすい事としては…桃太郎伝説では倒されると持ち金が半分になってしまいます。それはこの活劇も同じです。
ふつうモードで、持ち金が半分。むずかしモードで3分の1。ゲロゲロモードでは0になります。かんたんモードは谷間に落ちてもミスにならないですし、お金は減らないですし、ライフは8個あるので、敵を倒して稼いだお金でアイテムや武器を揃えていけば必ずクリアできる…という調整です。アクションには慣れた人でも息抜きに楽しめると思います。


デザイン周りが良いんですよね~桃太郎は。

マップ ゲーム画面1 ゲーム画面2

ゲーム画面3 ゲーム画面4 ゲーム画面5

4方向レバーの2ボタン。ジャンプと攻撃です。地蔵や村人とは密着してレバー上で会話になります。スタートでメニュー。セレクトでステータス確認となります。画面左上の桃が無くなったらミスです。
とりあえず時間制限はないですし、忍者龍剣伝のように、特定箇所に立つと敵は復活しますので、お金を稼いでいきましょう。
ステージ中のつづらも、触れる事でアイテムが貰えます。

ゲーム画面3 ゲーム画面4 ゲーム画面5

こんな風に武器や防具。道具を買っていきましょう。もちろん宿屋だってありますよ。


お馴染の要素もあります!成長しながらボスを目指せ!

ゲーム画面6 ゲーム画面7 ゲーム画面8

おなじみの要素である仙人から術を教わる要素はアクションになっても健在!また、穴に落ちると、写真の場合はくす玉割ですが、賭博場に続く穴もあります。
ステージの最後にはゲートがあり、そこをくぐればボス戦です。

ゲーム画面9 ゲーム画面10 ゲーム画面11

ボスにはすべて…上の写真で言えば腹部にある的が付いてます。一定時間攻撃をした後に的が出現するボスなんかも出ては来ますが、基本大体のボスが、写真のような感じで的が見えているので、おちついて的を狙っていきましょう。
ボスを倒せば、イヌ・サル・キジが加わるステージもありますよ。


総括

ゲーム画面12

アクションゲームは難易度が高い物が多く、ついつい眠らせてしまいがちであるのですが、「桃太郎活劇」のように、難易度を売りにしてくれるゲームは貴重です。
というのは、ゲームに興味があるけどやらない人。昔ゲームをやっていたけど離れた人。親子二代で遊べるゲームを探している人にとって、大きな売り文句の一つとなるからです。判り易い例で言えば、メタルスラッグとか初心者に厳しいですからね。
とはいえ、むずかし・ゲロゲロは手ごたえのある難易度なので、もし機会があれば購入してみてはいかがでしょうか。

それでは今日はこの辺で。ではでは~。


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