ザ・スーパースパイ
すごいゲームを、連れて帰ろう
ゲームタイトル | メーカー | 使用基板 | 発売日(稼働日/配信日) |
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ザ・スーパースパイ | SNK | MVS | 1990年 |
ネオジオ最初期のアクションゲーム
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
トランプがコロナにかかりました。
大方の予想通り、この逆境を利用してさもインディペンデンスデイのように、「アメリカを挙げてコロナと戦おう展開です。」
中国はトランプがコロナにかかったのを歓迎ムードってのは非常にむかつきますね。(笑)
今回はコチラ。『ザ・スーパースパイ』。
1990年代に出たネオジオですが、その頃、何と時代に先駆けて、アーケードと家庭用の融合の可能性を模索していました。今にしてみれば1999年に出た『Dance Dance Revolution 2ndLINK』まで無かったことを考えると、ちょっと時代を先取りしすぎたような気もしなくもありません。
どんなゲーム?
結論を先に申し上げますと、
❶『方々のゲーセンで行われている銭ゲバ大会で使うようなゲーム。』
❷『エンディングを見た後に出る第一声は、もう二度とこのゲームはやりたくない。』
❸『ご愁傷様。』
です。(笑)
これだけ聴くと「そういうゲームなんですか?」と声が出てきそうな気がしますが、そんな事はありません!
1990年代当時にビデオゲーム筐体で一人称視点のゲーム画面は当時からすると驚きですし、何とこの頃はTSUTAYAのようなレンタルショップで家庭用ネオジオ本体を借りる事も出来ました。更に更にネオジオメモリカードを使っての継続プレイを想定していたので、「経験値」「情報収集」「探索要素」「アイテム入手」など。ガチで家庭用とアーケードのリンクを目的としたつくりでした。
つまり家庭用で腰を据えて経験値を稼ぎアイテムを回収し、ネオジオメモリカードにセーブをして、ゲーセンで披露と言った事も可能だったのですが、龍虎の拳シリーズのキャラ育成要素や、餓狼伝説スペシャル以外では、あまり使われていなかったような気がします。
8方向レバーの3ボタン。AB同時押しで防御(何故かパンチがガード不可)なのですが、ネオジオは同時押し認識がちょっと厳しいので、余裕があれば同時押しボタンを用意してください。配列として左上からABC。で、AかBの下に同時押しボタンが良いと思います。
プレイヤーは特殊部署の少佐となって、自動車メーカーのビルを占拠したテロ集団ゾルゲ・キングと戦いに身を投じます。1ステージ目は工場。2ステージ目にそのビルでの戦いとなります。パンチ(Aボタン)、キック(Bボタン)、ナイフや銃(Cで選択Aで攻撃)を駆使してテロリストと戦い、捕らわれている人々を助けたり、地図を見つけたりして探索をしていく形です。ちなみにステージの所々に監視カメラがあって、レバーを下に入れながら移動すれば敵の数が減るなど、スパイものならではの演出もあります。
ゲームの難易度が非常に高い
とにかくまぁ敵が硬いし数が多い。当時としては無理もないんですがボス以外の攻撃パターンが単調なのに数の暴力で押してくるから、ひたすら同じような作りの建物を右往左往していくという事も考えると、タラタラした展開に。
パンチやキック。武器とありますが、銃は弾数制限があるので「ここぞ」という場面で使う感じで、ナイフはある程度使うと切れ味が落ちる触れ込みですが、切れ味が落ちてもパンチやキックと威力がそんなに変わらないので、武器を使うならナイフが碇石です。
で、ステージ2の自動車メーカーのビルがかなり複雑です。その癖少しでも動くと敵がうじゃりとわいてくるので、やきもきしてしまいます。(銃とかも普通に使ってくるしね。)
なのでステージ2に関してはマップを検索して必要最小限のコースを確認して回るのがベストでしょう。
まとめ
ネオジオ初期のコンセプトが早過ぎた上に、ステージ2から難易度が跳ね上がるのが全てですね…。
もう少しバランス面が調整されていれば硬派なゲームとして支持が得られる出来だと感じ取れるだけに、残念でなりません。
餓狼伝説スペシャルや、真サムライスピリッツ。ザ・キングオブファイターズ94(95)がアーケードで大ヒットし、プレイヤーがネオジオとソフトとメモリカードを買い求める光景が繰り広げられるのは、もう少し先のお話です。
テストモード
レベル1でも敵はわんさか出てきます。何が変わっているのか判りません。(笑)
と言った所で今回はこの辺で。ではでは~