子連れ狼
どうしても「ダウンタウンのごっつええ感じ」の方が出てしまう。
ゲームタイトル | メーカー | 使用基板 | 発売日(稼働日/配信日) |
---|---|---|---|
子連れ狼 | 日本物産 | ― | 1987年12月 |
今だからこそ、どこか新しく感じるデザイン。
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
今回紹介するのは『子連れ狼』。
小池一夫・小島剛夕の漫画『子連れ狼』を原作としたゲームです。8方向レバーと攻撃と防御の2ボタン。防御とありますが、雑魚は普通にわんさか沸いてくるので防御の余裕はありません。(笑)
基本のルールについて
上段三枚目の後、ゲーム開始。道中のお地蔵さんをぶった斬りしながら、迫りくるザコをズビズバ(当時としてはいち早くFM音源を取り入れたそうで、ゲームらしからぬ軽快なサウンドです。)と斬り倒してあげましょう。
攻撃だけですと普通の縦斬りですが、レバー前攻撃で写真左側のようなリーチの長い攻撃が出来ます。
逆にレバー下攻撃で下段斬りとなります。で防御はレバー下で下段防御になりますが、さっきも言いました通りぶっちゃけ防御はほとんど使いません。
攻撃と防御同時押しでジャンプ。高い所に飛び移ったり、池やがけを飛び越したりします。(もちろん落ちたら体力関係なく1ミス扱い)
過酷な戦いを強いられる主人公の拝一刀と大五郎の合体技
乳母車をゲットしたら一定時間の間、ガトリングガンが発射できます。ザコどもを有無を言わさず跳ね飛ばすこの三枚の写真は、一瞬「ゲームオリジナルでしょ?」って思ってしまいますが、実は原作準拠。
今は亡き小池先生は私達に何を訴えようとしたのでしょうか。一応その時に防御で斬馬刀が出せますが、ショットで問題ないです。
ボーナスステージと、迎え撃つ刺客たち。
画面下にある『果』『し』『状』の三つを揃えると、果し合いにご招待。カウント0の瞬間に刀を抜き合い、先に勝てば1万点。負けても何事もなかったかのように復帰します。ただこれ頻繁な時は1.2分に1回の割合で呼び出されて、これがドラマだったらかなり大忙しな展開です(笑)
激しい猛攻を切り抜けた先に待ち構える、小島先生のイラストを忠実に再現したドット絵に気合が感じられます。しかしこの柳生烈堂が出してくる必殺技は原作にもなかったような気がするんですが、そこはゲーム屋のプライドだったのかもしれません(笑)
これ基板少ないんで見かけたら相当レアです。
検索で一番最初に出て来たのがヤフオクで30万円でした。心臓止まりそうになるような値段です。
なのでこれをゲーセンが入荷するのは難しいですし、基板で購入するにしてもなかなか出てきません。
なので下手するとMAMEでやっとこ遊べる…に、なっちゃうのかなぁ……。
昔のゲームなので難易度はかなり高いのですが、実によくできた作品であることは間違いありません。実際操作性もよく、サウンドも当時としてはかなりな高水準で、時代劇の持つ雰囲気を感じさせてくれる良作と言えるでしょう。
サムライスピリッツをプレイしている方は是非。
と言った所で今回はこの辺で。ではでは~
DIPスイッチ
変更の必要はないです。連射も要りません。あ。忘れてた。このゲーム一人プレイ専用です。