ファイナルファイト・リベンジ

ゲーメストが廃刊する少し前にアーケード。そして2000年にセガサターン最後のソフトとしてリリース。20世紀最大の悪ふざけ。

タイトル キャラクターセレクト vs画面

ゲームタイトル メーカー 使用基板 発売日(稼働日/配信日)
ファイナルファイト・リベンジ CAPCOM DIGITAL STUDIO SEGA ST-V 1999年7月

台風一過

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
台風の被害は大丈夫だったでしょうか?
肝心の台風なんですが、隣の市が停電していたので私も慌てて自分の身の回りのものだけプラグを抜いて、
Twitterを見ながら只管寝るという1日でした。過ぎ去った後は見事なまでの青空。

早速ゲーセンに向かってコレbeatmaniaとDDRだけ全解禁(家で麻雀格闘倶楽部でポイント稼いで)して、
家でSteamやってようやく豪鬼が青龍に昇格しました。

あとは久しぶりに龍虎の拳2をやったらCPUに嫌われて、ネシカのサムスピの新作は相変わらず稼働日が判らないという、何時も通りの流れでした。

そんなこんなで、リニューアルしてのアーケード第一弾。ちょっと変なゲームを紹介しようと思って選んだタイトルがこちら。

タイトル

「ファイナルファイト・リベンジ」です。
ベルトスクロールアクションから3D対戦格闘へ変更されているのですが、拾ったアイテムで相手を攻撃できたり、体力を回復させたりといった「ファイナルファイト」シリーズの特徴を踏襲し、更にキャラクター毎にエンディングも追加されております。
操作ボタンは弱・強のパンチ・キック各2個に、スペシャルボタンを加えた計5ボタン構成。スペシャルボタンはレバーと組み合わせることで、避け(軸移動)、バックステップ、武器などのアイテムの拾得などが出来ます。

インストカード


意欲作止まりで終わった格闘ゲーム

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3

画面を見て判る通り、ST-V基板はテクスチャ表示が苦手なので、カクカクしたモデリングも手伝い闘神伝2みたいな出来になってしまっています。アイテムやスーパーコンボを駆使した対戦という着眼点は良いだけに、デザインで損をしているのが大減点対象でした。
1枚目はまだしも2枚目とかのパトカーから逃げ惑う所なんてハチャメチャも良い所で、オリジナルのファンだった方は困惑どころかガッカリされていた記憶がありますし、当時の私はまだ店で働いていなかったのですが、働いていたら即刻KOF98辺りと交換してたかもしれません。
パロディーとしても取りにくく、ふざけすぎて意図が見えにくいゲームから、あっという間にゲームセンターから姿を消していきました。


死人を墓から引きずり出して殴る蹴るの暴行を加えるような行為は避けるべきだけど…

と思ったらあまりにも面白すぎるシーンがあった。
そのシーンとはラスボスを倒した後のスタッフロール。
ベルガーがキレッキレのゾンビダンスを披露してくれるのである。

スタッフロール1 スタッフロール2

いや、そんなの見せられても困るんだけど面白い。(笑)


テストモード

テストモード1 テストモード2

左が初期設定なんですが、何故かデフォルトだと難易度5という微妙な数字なので、気になる方は4にしてください。オートガードもなしで問題ないと思います。
で、基板上でもボリューム調整が出来ますが、セガ筐体はスピーカーが壊れやすいのでセガ筐体で動かす際はご注意を。


おまけ

上の動画を見ても判る通り散々なソフトですし、実機だろうがエミュレーターだろうが1回やればお腹いっぱいとなる方が大半と思いますが、Amazonで調べてみたら、何とプレミアがついているようです。
興味がある方は探してみても良いのではないでしょうか…。おすすめはしませんが。


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