天地を喰らう 2
家庭用もアーケードも名作です。
ゲームタイトル | メーカー | ジャンル | ハード |
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天地を喰らうII 諸葛孔明伝 | CAPCOM | ロールプレイングゲーム | ファミリーコンピュータ |
天地を喰らう II 赤壁の戦い | CAPCOM | ベルトアクション | CPシステム |
どっちも良い出来なので、ぜひ体験してほしいです
原作は、本宮ひろ志による三国志の時代が舞台の漫画。家庭用はRPGに対して、アーケードはベルトタイプアクションである。
FC版の特徴
キャラクターのHPと攻撃力がイコールとなっている点が特徴。HPというよりも、兵力と言う考え方である。
自分のHPが高ければ、敵に与えるダメージも増えて、下がると与えるダメージも低くなるので、若干のスリルがある。
このシステムのおかげで、計略がやられている時や、火事が起きた場所で戦っている時。ボス戦の様な総力戦になると、自然とテンションが高くなる。
ドラクエと違った上手なアピール方法であり、アイデアの勝利とも感じられる。
アーケード版はベルトアクション。
アーケード版の方は横スクロールアクションで、大量の敵軍を前に5キャラの中から一人選んで進んでいくアクションゲーム。
この手の作品は二人とか三人で遊ぶのが楽しいのですが、何故かかえって難易度が上がる謎仕様。
楽しさとは裏腹に、雑魚やボスが一部凶悪化したり、アイテムの割り振りが一人用と変わらないのが、かえって遊びにくくもさせている原因である。
また二人以上で遊ぶと画面が見難く攻撃が当てにくいというのも大きい。
ある程度ゲームに慣れているならともかく、判らない人はゼニゲバで終わってしまうのである。
とはいえ、ある意味大量の猛攻を振り切り、ボスを倒す姿はまさに三国志の武将を見事に表しており、1面だけでも爽快感が味わいやすいゲームである。
三国志大戦が復活した今だからこそ遊んでほしい一作
ファミコン版の方は残念ながらアプリ配信は終了してしまったが、ゲーセン版の方は現在もロングラン稼働である。
エミュレータ台でも遊べるので、興味があれば、是非一度その世界に触れてみてほしい。