STRIKERS 1999

初心者に優しくない難度調整で、楽しみ方が判り難い。しかも弾速+弾幕なので事故多発

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
STRIKERS 1999 Psikyo PSIKYO SH2 1999年10月14日

感謝祭に行ってきました。

タイトル1 タイトル2 機体選択画面

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。

PSO2の感謝祭に行ってきました!と、言っても今回は事情がありまして。相方の睦月透火さんが、仕事の兼ね合いや人ごみ苦手とかで感謝祭に行った事が無いと話しており、いつも動画勢だったそうです。そんな透火さんになんとか雰囲気だけでもと一念発起で会場入りし、ガシガシ撮影してきました。プレゼントコードのケロロ軍曹は要らなかったし物販そこそこ買ったので、ピザーラの2個分のうちの1個分のコードと併せて透火さんに譲りました。感謝祭の雰囲気。伝わったかなぁ…資料とか喜んでくれたみたいで、うれしかったですね。

さて、枕はこの辺で。今回は199回なので、ストライカーズ1999です。選定が安直に来ましたが、このゲームは安直ではありません。
上の動画を見ると判ると思いますが、このゲームは売れる所と売れない所で大きく差がついた作品で、結果この作品を最後に、ストライカーズシリーズは、発売されなくなりました。
では、何が良くて何がいけなかったのか…次の項から紹介していくことにしましょう。


基本要素紹介

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3

8方向レバーで3ボタン。ショット・ボム・連射となってます。ショットボタン長押しで、画面下に表示されているパワーゲージを消費して発動する(ゲージは敵に撃ち込むことで増える)スーパーショットがある。「ボタンを押している間は発射し続け、離すとキャンセル」という仕様なので、レベル2ちょいたまった位でガンガン使ってしまおう。

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3

本作最大の追加要素として「テクニカルボーナス」がある。対ボス戦においてボスが暫く攻撃を続けていると、一定時間「コア」と呼ばれる弱点を露出するタイミングが存在する。この時、ボスに至近距離まで接近するとコアが赤く変色し、そこにショットを撃ち込むとボスを一撃で破壊することが可能である。これに成功すると「テクニカルボーナス」として「20,000点」もの得点を獲得することができる。
自機の火力に関係なく、ボスを一撃で撃破できる。」「20,000点ものボーナスを得ることにより、エクステンドが早まる。」という理由から、慣れてきたら挑戦をしてみる価値のある攻めの要素となっている。


で、何が問題だったのか。というかかなりな問題点だらけ。

まず、詳しい説明は省略しますが、隠し機体の「X-36」以外は存在しないものと思ってください。(笑)たとえばステルスの場合、火力の高さを活かそうとしても足が遅すぎる。逆にラプターはスイスイ動けるが死因の8割が圧殺死。ホーネットは比較的バランスが取れていると思いがちだが、基礎的なパワー不足は否めず、1周クリアするにも相当のクレジットが必要になり、2周目は無理ゲー。
隠し機体の「X-36」も後ほど紹介するオペレーターコマンドが入力されていなければ選べられないという大問題があるのですが。(笑)
次にテクニカルボーナスについて。テクニカルボーナス成立の条件となる「コアに接近」できるタイミングになると、ボスは激しい攻撃を仕掛けてくるので、弾の法則性を覚えて接近のし方を覚えてさえしまえば容易に達成できるボスも多い。「激しい敵弾の中に切り込んで一撃必殺!」という快感は、独特の爽快感とスリルを味わうことができ、面白さが一気に倍増する。
しかし最大の問題はテクニカルボーナスが出来ないと2.3面で門前払いという点。テクニカルチャンスを逃がすと序盤からかなり難しい避けを何度も要求され、さらに長引くと自爆による回避困難な攻撃を飛ばされるので、こうなるとボムを使ってやりすごすか、さもなくば気合避けを敢行するハメになる。1面からいきなり殺しにかかるうえにテクニカルボーナスの存在はインストカードや操作説明に記されていない。一応、コンティニュー画面で表示されるアドバイスではテクニカルボーナスの存在が示唆されているが、写真の通り。何を言ってるのかよくわかりません。
そしてついにケイブを意識してしまったのか、遅い敵弾の割合が多くなったとともに全体的に敵弾の数自体も増加。1面の道中からかなり激しい攻撃が飛んでくる上に敵も硬い。弾幕の「難しそう」な見た目や、いわゆる「初見殺し」のような攻撃が前作よりも増えてしまい、結果、前作に戻す店まで現れてしまった。


せりすけポイント

ストライカーズシリーズの持ち味を生かしつつ、「テクニカルボーナス」によるスリルを追加したまでは良かったのですが、序盤からのあまりにも遠慮の無い弾幕が、この作品の評価を芳しくないものにしている最大の原因となっている。
楽しめる人と楽しめない人が大きく分かれてしまった彩京の分岐点的作品となってしまった。『ガンバード2』から、ちょっとした片鱗は見えていて、何かおかしいな感がシューター界隈にはありましたが、翌年稼動する『ドラゴンブレイズ』でも極端な高難度化により、最後は『ゼロガンナー2』で影薄く消えていったのが残念だと思います。
さて、一応次回で何と200回目です。次回紹介するのは…

『ダービーオーナーズクラブ2000』です。


私がゲーセン店員を始めたときに流行っていたゲームですね。これを紹介しようと思います。
ではでは。ではではでは(^-^)/~~


テストモード

ゲームセッティング

FightersやDifficultyを変えても焼け石に水で、逆に難易度上昇が早くなるだけです。
そんな事をする位なら1コイン2クレジットにでもしてください。

メンテナンスコード1 メンテナンスコード2 全解禁テストモード

1枚目は隠し機体「X-36」解禁のパスワードです。これにより、選択画面でランダムセレクトでレバーを上に入れると選択できるようになります。
(出し方を書いたPOPの掲示を忘れないようにお願いします。)
また、2枚目のパスワードを入れることでテスト項目が全解禁の状態になります。


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