ドンデンラバー Vol.1 ~白黒つけよっ♥~

Vol.1と言いながら商業的に白黒ついたゲーム。

タイトル

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
ドンデンラバー Vol.1
~白黒つけよっ♥~
DYNAX - 1995年10月

令和一発目に微妙なタイトルをご紹介。

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
これを書いている時は「まだ平成です。」IPPONグランプリ観ながら書いてます。あ、ホリケンがサドンデスで一撃必殺決めました。
さて、令和一発目のタイトルはこちら。「ドンデンラバー Vol.1 ~白黒つけよっ♥~」。『Vol.1』とタイトルにはありますが、『Vol.2』以降はありません。まぁ、ちょっと大人の話し合いで白黒ついてしまったんでしょう。
1995年というと年間通してでは「アウトフォクシーズ」「サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣」「ストライカーズ1945」「鉄拳2」「マーヴル・スーパーヒーローズ」「餓狼伝説リアルバウト」何かの強力なタイトルや、重箱の隅をつつくスルメタイトル
同じテーブルゲーム枠では「花札麻雀コスプレ天国」「2度あることはサンドア~ル」「パズルボブル2」「マッハブレイカーズ」があり、うち脱衣枠では「花札麻雀コスプレ天国」というタイトルに総てかさらって行かれた(何せビデオCDを使った実写脱衣)ので、その前に出ていたこれは、結果として引き立て役にしかならなかった感じでした。


なぜに売れ行きが悪かったのか?

遊び方1 遊び方2 遊び方3

遊び方4 遊び方5 遊び方6

そもそもこの作品は、オセロを題材にした脱衣ゲームです。脱衣麻雀や脱衣花札ではその運の要素をコンピュータが操作するイカサマがよく行なわれますが、オセロにはそういった運の要素はないため、真っ向勝負という感じでした。
一応、プレイヤーの持ち時間は設定されていますし、CPUの思考も早いので回転率が悪くなる要素はありません。しかし、元が元なだけに一回やってしまえば勝っても負けてもリピートしようと思いにくいんですよね。
画像のように初心者でも遊べるサポート機能つけてても、セオリーを知らないと勝ちにくいし、難易度設定を低くしても2人目3人目くらいで普通に一手戻す使ってくるし、自分の実力を鑑みて追加コインを入れなかった人もいたでしょうし。

ゲーム画面1 ゲーム画面2

この要求に従うとタイムが増えますが、所詮5秒ですし、勝負にはかなり不利になるので従う必要はありません。

勝利1 勝利2 勝利3

女の子に勝つとこのように脱衣画像が拝めますが、日本のバージョンではビキニに対し
香港と韓国のバージョンではDIPスイッチの設定で「脱がない」「ビキニ」「脱衣」の三種類から選べます。
どうして日本だけビキニオンリーになった?
尚、香港と韓国のバージョンは日本と違いヘルプの回数や難易度の変更などができません。どうしたいんだ。

勝利4


全部で5人

1 2 3
1 2

BGMは女の子それぞれに用意されていています。アーケードではちょっと珍しい演出でした。タイトルデモ画面でスリーサイズも表示されております。


せりすけポイント

エンディング

題材的にレアだったので紹介させていただきました。本来こういうテーブルゲーム自体は細く長く続けられるタイトルではありますが、CPUの難易度がちょっと極端だったのと、脱衣が無いのが明暗を分けちゃったのかなぁ…
さっきも言ったように定石さえ覚えるとそこそこ遊べはするんですが…
いずれにしても惜しい作品であるとともに、オセロ自体のクオリティは良いのですが…多分今遊ぶとなると、エミュで遊べるかどうかの世界だと思いますので、もしどこかで実機を見かけたら、1回くらいはやってみてください。


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