摩訶摩訶

平成の終わりに、平成の負の遺産を。

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
摩訶摩訶 シグマ商事(現:KeyHolder) ロールプレイングゲーム スーパーファミコン

平成の負の遺産の一つを、平成のうちに紹介します。

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
と言う事で、パソコンを買い替えました。すると、今までカクついていたゲームや、読み込みの遅かったゲームがなめらかに動くではありませんか。そんなに悪いPCじゃないと思っていたんですが、限界ギリギリだったんですねぇ。
時々謎の長時間読み込みを起こしていた『STREET FIGHTER V』や『THE KING OF FIGHTERS XIV』も、ストレスなく遊べそうです。(貯金は厳しくなりましたが。)

さて、今回のゲームを紹介する前に、一つお断りを入れておかなければいけません。
今回いわゆる平成の負の遺産の一つとして名前を刻んでいるものを紹介しますが、

決して
クソゲーが嫌い
ということではございません。

とは言え閲覧者様からすれば「何でそんなの紹介するの?」とか「アレを紹介しないのはなんで?」という疑問の声もちらほらと挙がってくるんですよね。
ただ、せりすけフリークの趣旨は、「私が紹介しておきたい、名作・珍作」が基本となりますので、本当に憎むべきはゲームになっていない代物ですね。例えばレアドロ400+トラブ150と重ね掛けしたのに、目的の代物が何時までも出ず、今頃マスクオブ以下略を除けばイザネ装備でEPS6に挑んでいるのは容易に想像がつく、ストレスが溜まる分だけやる気も失せる「PHANTASY STAR ONLINE2」とか、開発費を稼ぐためにある程度遊べるようになったゲームを販売する「最近のコナミ音楽ゲームのやり方」とか、そういうのはこのコンテンツでは、あまり扱いたくないですねぇ。
最終的にいいゲームになる可能性もありますが、リフレクビートさんみたいに、あからさまに開発が途中で瞑想しだしたとか、DDRさんみたいに「WEEKLY EDIT」や「WEEKLYオーダーコース」や「TAG PLAY」が無かったことにされたりとかと。いろいろと不測の事態も起こりうるんですが。
と言う訳で、それらを踏まえた上で今回のタイトルをご紹介します。


タイトル

『摩訶摩訶(マカマカ)』

平成4年の1992年4月24日にリリースされたロールプレイングゲームです。
セーブデータのことを「人生」と呼び、主人公達は霊媒師から自分達の前世を知ることで、前世の姿に変身してその能力を用いる「変身技」が使えるようになったり、二重底の宝箱など。意欲的なシステムが多数搭載されております。


とりあえずオープニング

オープニング1 オープニング2 オープニング3

オープニング4 オープニング5 オープニング6

ここまではまだ、まともっぽい雰囲気を醸し出していますが、家庭用ハードはこれまでにも「これ」とか「これ」とか「これ」の前科もあるので、まだまだ油断はできません。
と思ったら、それは突然に襲い掛かりました。

オープニング7 オープニング8 オープニング9

唐突に両親がミジンコに変えられてしまうという展開です。透火さんならこの時点で「ポカーン」なのは目に見えてますが、私は歴戦の猛者。この程度で負けるわけにはいきません。

霊媒師1 霊媒師2 お店

んなわけでさっさと霊媒師にあって前世の力を得ます。
装備は持ってるだけで装備していないというトラップがありますので、必ず装備してから街を出ましょう。

霊媒師3

霊媒師に力をもらってれば、こんな風に変身技が出せます。


序盤のイベントだけ紹介。

彼女 マップ 博士

彼女から、『科学者である父「パスカル」なら何か解るかもしれない』ということで、街から南東へ道なりに進んだ空港に行くことになります。
しかし、飛行機はチケットがないので乗ることができません。チケット売り場の人に聞いてもこの様子では聞くだけ無駄でしょう。と、空港をそれとなくさまよっていたら

ジョニー 飛行機 イベント1

謎の男「ジョニー」の手により何とか飛行機に乗ることができました。が、飛行機は謎の軍団「マカマカ団」の罠だったようです。

ボス戦1 ボス戦2

敵の名前で力が抜けてしまいそうですが、気力を振り絞って戦いましょう。何とか倒したと思ったら………

イベント2 イベント3 イベント4

!?

イベント5 イベント6 イベント7

飛行機はどこかの国へ墜落してしまいました。

イベント8 イベント9 イベント10

案の定ジョニーもここで落ちたようで、とりあえずジョニーと共にまずはこの国を脱出することから始まるのですが。さて、謎の軍団マカマカ団に、行方不明のパスカル博士。一体彼の冒険の先へは何が待ち構えているのでしょうか・・・。


せりすけポイント

こちらで関係者の方が語っておりますが、もう少しで不具合の根源が見つかるという所でタイムアップになってしまい、正式な完全版ができたのは二日後。しかし何故か手違い的に不具合のロムが通ってしまったそうで…。チェック用のアイテムが悪戯をしていたのでは?というのをツイッターで見た記憶もあります。この頃のデータってチェックサムで整合性や入力情報やプログラムをチェックしているので、私自身は無い話ではないと思っております。
しかし真相はどうであれ、奇抜な設定や意欲的な要素の数々を取り入れたのは立派だと思いますし、所々に「著作拳(著作権では無い。)」と戦っている箇所が見受けられるのも面白い。
でもバグがなくてもどうなのかと言われると、やはり厳しい部分の方が多いので、負の遺産といえる作品ですね…。
というわけで、令和の訪れの前に、平成の負の遺産を紹介した所で今回はここまで。
あとはこちらのサイトが詳しいので、こちらをご覧ください。
さて、次回は令和初ということで、今回は特別にヒントを出します。ヒントは「Vol.1」
ではでは。ではではでは~(^-^)/~~~

全滅

この作品。エンディングを迎えた頃にはこの主人公たちのような状態です。いや、マジデ。


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