ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島

任天堂初のアドベンチャーゲームなんですが、当時佳境に入っていた桃太郎伝説のスタッフは心臓止まりかかったそうです。

タイトル あいさつ ゲーム画面1

ゲーム画面2 ゲーム画面3 ゲーム画面4

※画面写真はスーパーファミコンの物になります。

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 任天堂 / パックスソフトニカ アドベンチャーゲーム ディスクシステム

ディスクシステムって覚えてますか?

おはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
これを書いているのは3月の最終土日で、週明けに新元号発表ということで、どこと無くマスコミ界隈がせわしない感じがします。
ミカドの肖像(著:猪瀬 直樹)が暴いた日本人の特性は結局少しも変わらないまま平成の時代が終わります。
ずっと世の中が棚上げしてる日本人の構造や放送禁止やらなにやら。世の中は民主主義でありながら非常に残酷なシステムだと思います。私はツイッターでもこの文章でも、毎回ブレーキはしつつもかなり過激なことを言いますし、書きます。世の中そのものがそういうことだからです。そこから私がつるし上げられたり、学んだり、反省したりする。自分の何かを棒に振るかもしれない。表現するとか、訴えるというのは所詮はそういうこと・・・しかし現実は違います。これが世の中の嫌いなところなのですが、結局はムードで支配されるのです。根拠など何も無いんです。
最近薬物で逮捕された方の報道やら政治報道。挙句転売のカジュアル化や漫画村。兵庫県警の件やインターネットの個人の発信まで、結局は根拠の無いムードだけで支配され、少しも物分りが良くならない世の中に、私は歯軋りをするのです。
(だからといって薬物とか漫画村とか転売カジュアル化を擁護するつもりは無いですし、かと言って否定するつもりも無いのですが。)

さて、そんな根拠の無いムードの話から、根拠のあるムードが支配するゲームをご紹介。
今回紹介するのは任天堂の「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」です。後にスーパーファミコンやゲームボーイアドバンスや、バーチャルコンソールにも移植されます。
1987年発売ということで、この後に紹介する似たようなコンセプトを持つ桃太郎伝説が、同年の10月に発売されるのですが、ジャンル被りではなかった点で、「桃太郎伝説」開発チームはほっと胸をなでおろしたのではないでしょうか。

ハードは当時出ていたファミリーコンピュータ ディスクシステムという周辺機器。詳細はリンク先をご覧ください。ここでは割愛します。
そのディスクシステムの特性を活かして、ゲーム自体を前編・後編に分けた販売方式と、ゲーム内容のボリューム向上を狙ったこと。後編をプレイするには前編のディスクカードが必要となり、さらに前編の物語を終了させなければならないという工夫が使われていました。


日本昔話の世界をベースにほのぼのとした世界

そう。「日本昔話の世界をベースにほのぼのとした世界」これが、アドベンチャーだった「新・鬼ヶ島」に対して「桃太郎伝説」はロールプレイングゲームのリリースだったからです。
で、「新・鬼ヶ島」に戻りますと、他のアドベンチャーゲームと違い、メッセージ・コマンドは全てが縦書きになっているのが特徴です。
ゲーム進行上、取る必要のない行動を自由に取れるなど、アドベンチャーゲームにしては自由度の幅が広いのですが、ゲームオーバーを誘うトラップも多く、終盤の有名な地点で泣かされた人は数知れず。(原典の昔話の内容を逆手に取ったフラグ展開で詰り易いシーンがちょいちょいある。)自力でのクリアはなかなか困難で、攻略本なしでクリアできた人はどれくらいいたでしょうか・・・


せりすけポイント

操作するプレイヤーを切り替えることで反応が変わったり、道が開けたり、物語を読むことよる謎解きに重点が置かれていて、難易度が高いのは事実ですが、
コミカルな世界観の中に、贖罪をテーマとしたシリアスなストーリーがうまくマッチしており、難易度の高さを十分に補う点はお見事だと思います。
ディスクシステムでのプレイは困難なので、スーパーファミコンやゲームボーイアドバンスや、バーチャルコンソール等で一度プレイされてみてはいかがでしょうか。
それではこの辺で。ではでは。ではではでは~(^-^)/~~


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