夢ペンギン物語

『ゲームセンターCX』にて、有野課長がこのゲームを1時間35分という番組史上最速クリアを果たしたのですが、
それは1周目だけの話。2周目からが本気モード。

タイトル ゲーム画面1 ゲーム画面2

ゲームタイトル メーカー ジャンル ハード
夢ペンギン物語 コナミ開発三部 アクションゲーム ファミリーコンピュータ

やせてゴールを目指す一風変わったゲームです。

一人プレイ専用のゲームで、全6ステージ構成です。そのうちの2面、4面、ラスボス戦はシューティング形式で進行します。
基本操作は、主人公ペン太を操作し、やせ薬やタイマー回復を入手しながら制限時間内にゴールを目指すというもの。
ただし、ペン太には大まかに3つの体型があり、画面下部のゲージで、現在の状態がわかります。ハートが示すメモリ以下がクリア条件のいわゆるノルマ体重となるので、体型を維持しながらゴールを目指すのが基本となります。
このゲームには残機の概念が無く、制限時間を過ぎるかノルマ到達前にボス撃破およびゴールインすることがない限り、殆どは時間減少やひまんゲージ増加というペナルティしか与えられないので、幾らでも立て直しが出来ます。ぶっちゃけ言ってしまえば、なぜかボスもやせ薬を出してくるため、終盤ノルマに達していなくてもやせるチャンスはあるので、ボスの体力と制限時間が残っている限り、最後まで諦めてはいけない。


体型についてもう少し詳しく。

ひまん・・・太っており、動きが遅くジャンプも低い。攻撃はフライングボディアタックで、発動した瞬間からモーションが終わるまでの間は完全無敵状態である上に、非常に攻撃力が大きい。
ふつう・・・前述のひまん状態よりは痩せた状態で、攻撃は近接攻撃のキック(移動しながら止まらずに繰り出せる)であるが、「ひまん」状態の攻撃とは異なり無敵状態にならないので注意。
やせ・・・小柄な体型になり、身軽になったことで動きも早く、高いジャンプができるようになる。またアクションステージでは飛び道具が撃てるようになります。遠距離攻撃である為とても強力ですが、単発の威力がふつう状態のキックよりも低いのが難点。
地上面・シューティング面ともに、食べ物に触れると問答無用でペン太が食べてしまい、ゲージが上昇します。
地上面では敵にぶつかる制限時間が減少し、ペン太がダウンします。
シューティング面では敵や障害物にぶつかると、自機の飛行機が爆発してペン太が空中に放り出され、空気を溜め込んだからか、そのまま飛行機に乗ってしまいゲージがかなり上昇してしまいます。
水場に溺れるとゲージが最大値に上がってしまい、どんな状態でも一発で「ひまん」状態。2周目の中盤ステージくらいからはこれをやらかすとつらいですね。


せりすけポイント

エンディング

ファミコンの制約を差し引いても、グラフィックは丁寧だし、キャラクターも食べ物もかわいくデザインされています。
そのうえコンティニューが無制限で、再チャレンジがし易い。(最終面だけは2回に限定)
慣れると大体2周合計で30~40分で終わってしまうのですが、2周目はタイマー回復や、やせ薬の効果が半減し、食べ物に触れたりすると大幅にゲージが増加という難易度の上がり方なので、ちょっとした事故でコンテニュー(したほうが早い)にはなりやすい・・・かな?
アクションゲームとしての完成度は本物なので、 適度な難度で手軽に楽しく時間がつぶせるゲームであることには間違いありません。有野課長でもすんなりクリアできるくらいですから。


ゲーム画面とバッドエンド

バッドエンド1 バッドエンド2 バッドエンド3

エンディングも含めて考えると色々な意味で突っ込みどころが満載ですが・・・。
バッドエンドの方法ですが、ラスボス戦でタイムアップorラスボスを倒した状態で体型がハートマークに達していなければみれます。
要するにマルチエンディング。


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