麻雀トリプルウォーズ番外編・セーラーウォーズ

ハ○ジよ!これが90年代前半に出た真正面から著作権に喧嘩を売ったの麻雀ゲームじゃ!

デモ画面 タイトル

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
麻雀トリプルウォーズ番外編
セーラーウォーズ
日本物産 1993年4月

脱衣麻雀はええのう?

皆さん。おはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
麻雀格闘倶楽部MJ台頭するまでは当時のゲームセンターには今回の様な脱衣麻雀が非常に数多く出ました。
アニメイラストや、リアル調のドット絵。末期の頃にはDVDプレイヤーと一体化型基板で出たりもした。(DVDを本来の物と差し替える事も可能。つまり…?)
95.96年頃から対戦で稼働できる麻雀ゲームも出始め、実はその気になれば今でも馬鹿に出来ない売り上げが出たりするとの声もあります。
ビデオゲーム全盛時代を代表するカルチャーとして。昨年度のメイクソフトウェアの倒産も鑑みて、150回も突破したわけですし、歴史の記録として、ちょっと紹介しようと思います。
で、今回は、脱衣麻雀というジャンルを確立した、今は亡き日本物産に敬意を表して、この著作権上等の代表作を紹介しようと思います。
尚、脱衣麻雀は数タイトル程紹介する予定で居ますが、お気に入りの作品が出なくても、泣かないでくださいね?


何となくどっかで見たようなキャラと、一人目から既に容赦ない仕打ち

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3
ゲーム画面4 ゲーム画面5 ゲーム画面6
ゲーム画面7 ゲーム画面8 ゲーム画面9

勝ち抜き形式のゲームとなっており、3回和了するか相手の持ち点を0点以下にすれば勝利となり、次のステージに進めます。対戦相手となるセーラー戦…おっと、麻天使の持ち点は先に進む程多くなり、プレイヤーの持ち点は、常時1500点からのスタート+合計加失点が0点以下になればゲームオーバーとなります。
一番上の段3枚目を観ればわかるように時間をかけるとこんな風に不利になります。CPUはズルをよくする。(インカム対策の為、レベル設定はあって無いような物。)見えないところでイカサマをしまくるため、とにかく1局目は安い手でもサッサと勝つ事が要求されます。

ゲーム画面10 ゲーム画面11 ゲーム画面12

さて無事勝利をしたら、リトル・エンジェルがやってきて、麻雀勝負を挑んでくるのですが、1発勝負で先に上がった方が勝ちというルール。つまり点数に関わらず、サッサとアガらないと、その時点でゲームオーバーになるという酷い内容です…。
実はこれが一番コンテニューしまくるんじゃないかな?とも思える感じで、これが人数分いるのでかなり厄介です。
無事に勝利をすると3つの選択肢が出て「エナジーカプセル(少し点が増える)」「情報を聞く(次の相手の必殺技対策)」「アイテム」のどれかを選ぶことが出来ますが、詳細は割愛しますが、「アイテム」で問題ありません。

ゲーム画面13 ゲーム画面14 ゲーム画面15

その後に出てくるのが『変○○面風のタ○○○○○面』にしか見えない、アブノーエンジェルのアイテムショップです。
「手牌クラッシュ(配牌を3回まで無理矢理変更)」、「ドラボンバー(表ドラを5枚にする)」、「ロンバリア(一度だけ相手の出上がりを防ぐ)」、 「配牌トリック(配牌に何かしらの役が出来るもしくはそれに近い状態になる)」、「亜空間リーチ(99%の確率で一発ツモ)」と便利なアイテムばかりです。
要するにようやく正面切って真っ向勝負が出来るという事になります。


そんな感じで続いて行きます

ゲーム画面16 ゲーム画面17 ゲーム画面18
ゲーム画面19 ゲーム画面20 ゲーム画面21
ゲーム画面22 ゲーム画面23 ゲーム画面24

少女を除けばこんな感じでして、3人目くらいから本格的にズルをしてきますので、『コンティニューをどんどんしろ』的な流れに拍車がかかって、その辺は、セタのスーパーリアル麻雀と対極を成せるかもしれません。
一応こちらがラスボスになります。尚、これ、DIPスイッチでギャラリーモードが用意されているので、どうしても脱衣グラフィックが観たいという場合は、MAMEでも基板でもなんでもいいからDIP立ち上げちゃえばいいと思います。(ヒドイ)

ゲーム画面25 ゲーム画面26


まとめ

一世を風靡した脱衣麻雀で、どことなく『自称美少女戦士』のパロディっぽいキャラクター。
このゲームに限りませんが、相手が見えないズルして強烈な役を速攻で上がってくる…とか1クレジット辺りの寿命時間は、脱衣麻雀が滅びるまで結局良くはなりませんでした。
最終的にはカネコとかのチーム制とかパートナー制の麻雀で勝っても負けても脱衣が観れるとか言う本末転倒の仕様になった脱衣麻雀。
ミカドとか、新橋ビルのゲーセンでもなければ『100円入れて直ぐ終わるかも知れないゲーム』は、プレイする人は少ないでしょうね…ある意味、時代を感じます。
とりあえず第一回目はここまで。次回はスーパーリアル麻雀のP5を予定しています。唯一麻雀でゲーメストムックが出たゲームですから。
それではこのへんで。ではでは~。


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