STRIKERS 1945 PLUS

NEOGEOタイトル。『STRIKERS 1945』の1作目と2作目のリメイクにあたる作品。

デモ画面1 デモ画面2 デモ画面3

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
STRIKERS 1945 PLUS 彩京 MVS 1999年12月24日

元々海外市場向けに開発されたそうです。

遊び方説明1 遊び方説明2 ゲーム開始

99年前後は中国からMVSのコピー基板が流れて来たりとか色々と怪しい事が多く、この作品も最初は日本で出す予定は無かったので「リリース前の露出が皆無」。ゲーム内の遊び方説明も画面写真を見ればわかる通り、全て英語ということでまがい物の疑いもかけられましたが、紛れもなく彩京の純正品です。(インストは日本語でした)
※後述のテストモードの設定次第では、2枚目の画面でCボタンが×になっている場合があります。
アーケード版は「頑張れば」基板売り。又は稼働店舗は見つけやすいのですが、ネオジオ版はプレミアな存在となっています。(海外専売なだけに出回っていないも当然の本数だとか。)尚、よく話題となる容量ですが、「681メガ」との事です。


横画面縦シューで、画面構成はまさかまさかの…

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ランキング

ネシカクロスライブの画面とか、コレパクッたんじゃないか?と言いたくなるんですが(笑)写真の通りです。画面の左右が情報スペースになっており、実際のゲーム画面は正方形に近いため、従来のどのゲームともプレイ感覚が異なります。ネオジオでは後にも先にもコレだけですね。溜め撃ちの「スーパーショット」の方も、ゲージ消費とレベルの制度から、ゲージストック制度に変更となっています。空中の敵に接触してもミスにはならず、ショットレベルが1段階下がる仕様です。

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ランキング

全8ステージ構成で2周の合計16ステージ構成。全体的に敵弾の弾速が低下した代わりに密度が増加しており、いわゆる「弾幕系」に近いうえにアドリブ避けも要求されます…が、いわゆる稼ぎプレイをやろうとすると弾速も偉い事になるので、当り判定は若干小さめとはいえ、2周クリアはかなり厳しいです。1周目はリザルトが表示されますが、2周目は恒例の味もそっけもない画面で終了です。


せりすけポイント

MVSでリリースされて、安価で入れやすい反面、マイナスの部分もあります。例えば効率よく敵を倒す方法を要求されたり、敵の出現位置を大体で把握しておかないと、思わぬ方向からミスというか事故が発生しやすいです。そしていつもの彩京シューティングのフォーマット通り、エクステンドは1回きり。更にボムは各ステージ1つずつしか支給されないため、1周クリアを目指すとなると、パワーアップを抑えておく必要もあり、クリアでもハイスコアでも事故が起きやすいこの作品は、序盤でのミスや中盤でのボム残しミスは致命傷となってしまうケースが多いのです。だからと言って決して駄作とか、高難易度…という程ではなく、密かな名作と評される作品で、アーケードのシューティングがイマイチ肌に合わない…という人ほど、MAMEでもいいからやってみていただきたいという、影の名作です。あ。でもPSPは残念移植らしいので、買っちゃダメですよ。


テストモード

テストモード レベル表示

まず、「C BUTTON」は連射ボタンなので、必ず「RAPID」にしてください。
「LEVEL」と「FIGHTER」は4-3のデフォルトか、3-4の1段階下げて1機上げでいいと思います。(差が開くほど難易度上昇も速い)
尚、「CREDIT/LEVEL」ですが、「LEVEL」を「WITH」にすると、あの場所に表示されます…あの…画面左下には持ってこれなかったのですか………
あ。最後に。「機体選択画面で?に併せて1秒止めて、上下上下 上上上上 下」
「P55 Ascender」が選べますよ~。


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