闘神伝2

アーケード販売とほぼ同じタイミングで家庭用販売。死因の大半がリングアウトと超反応。

タイトル キャラクター選択

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
闘神伝2 CAPCOM / TAKARA / TAMSOFT ZN-1(COH-1002) 1995年12月14日

イラストは、あの「ことぶきつかさ」氏が担当

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3

どうも。鉄拳7で大蛇から名人を行き来しているセリスです。
拳段羅段のサブカ、サブキャラが酷過ぎて全然試合にならないうえに、結構な感じで家庭用とアーケードでキャラクター・調整に差が付いちゃってしまっていますが、どうするつもりなんでしょう。
せめてマッチングカスタマイズだけでも出来れば、もうちょい我慢できると思うのですが、バンナムとしては醍醐味であるオンライン対戦をやらせたいらしく…
ちなみにバーチャも久しぶりな人とやったら駆け引きを拒否され(笑)次、名人から王者への降格戦です(涙)
さてそんな中、今年の闘神祭が発表。あきらかに、かつて行われていたこんなのよりも好印象の感じが否めないのですが(伝説の最終回)今回は「闘神」繋がりで「闘神伝2」を紹介しようと思います。
アーケードはカプコン販売で、アーケードが先に販売されて、直ぐ後に家庭用が販売されましたが、隠しボスのショウとヴァーミリオンは家庭用のみです。何でよ。(使えるようにしろとは言わないが、流行に乗って隠しボスで登場位は良いじゃない)家庭用のオープニングはなかなか面白いです。上の三枚目に貼った動画を是非ご覧ください。腹を抱えて笑えます。
一応3Dですが、当時という物を差し引いても力技表現なのは写真の通りです。当時は鉄拳2でレーザービームなら…?
だったかな?まぁ、そのために実際のゲームは30fpsです。


アーケードは最悪の操作性

ゲーム画面4 ゲーム画面5 ゲーム画面6

6ボタン配置なのですが、通常の通りに配線すると、スト2で言う弱ボタンが側転避けとなり、ボタン押し間違いが凄いストレスになります。
唯でさえ強いCPU戦なのですが、死因の大半がリングアウト。突進系の必殺技がそれてリングアウト、ダッシュ攻撃で押されてリングアウト、投げられてリングアウト、側転の方向を間違えてリングアウト…
…と、いう訳でインストカードや説明書の配置。つまりはJAMMAの配置をガン無視して、
弱・強・避と配置を変える事が、微妙に推奨されます。


しょっぱいです

ゲーム画面7 ゲーム画面8 ゲーム画面9

画面下にあるオーバードライブゲージがたまりやすいので、超必殺技打ち放題です。
ぶっちゃけかなり、逃げ・マチ有利。
これに加えて体力ゲージが赤い時に出せる「秘伝必殺技」と、
それとは関係なく何時でも出せる、「隠し奥義(仮名)」とあり、かなりしょっぱい。
ではCPU戦はと言うと、こちらも斬紅郎無双剣並みに気の抜けないと言えば聞こえはいいが、
ボスキャラクターが壊れすぎている。
そのうえキャラ別エンディングは無く、そのままスタッフロールに入るので、クリア後の達成感は皆無です。


総評

まぁ、こんなものを動かす位なら同じZN-1基板の「ストリートファイターEX」「私立ジャスティス学園」「デッド オア アライブ++」「テトリス ザ・グランドマスター」「ストライダー飛竜2」これらを動かしてた方がいいでしょう。本当にそんな出来です。家庭用の方が遊びやすいだけに、アーケードの出来の悪さが本当にもったいない一作です。


稼働時のお勧め設定

テストモード

まぁ、アーケード版はDIFFICULTY-1でもキツイんですがね。
TIME-99の方が、同じ「逃げ・マチ有利」でも、多彩なリアクションとの切り替え。メリハリが効いた対戦が楽しめるので99の方がオススメです。
で、CPU戦対戦共にリングアウト事故が多いので、5-ROUNDSという感じです。


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