SOUL CALIBUR

最新作発表記念。ここでは初代作品のソウルエッジと、ソウルキャリバー。ダブルで紹介します。

オープニング オープニング オープニング

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
Soul Edge(Soul Edge Ver.II) バンダイナムコエンターテインメント SYSTEM11 1996年4月(1996年6月)
SOUL CALIBUR バンダイナムコエンターテインメント SYSTEM12 1998年7月30日

非常に出来が良かった家庭用。対してアーケードは…

キャラクターセレクト ゲーム画面

まずアーケード版の初代ソウルエッジから紹介すると、
基本操作は1レバー4ボタン。ガード・縦斬り・横斬り・蹴り。で、通常のガードの他、タイミング良く行うことで相手の攻撃をはじいて反撃する事が出来るガードインパクト。そして、手前や奥に移動して攻撃を避ける「軸移動」…という具合に、この段階でほぼシステムの原型が出来上がっている。
画面描画は30fpsとなっているが、入力の受け付けなど内部処理は60fpsで行われているので、今でも違和感なく遊べる。
また、鉄拳シリーズと比べて読み合い重視が強いので、技数も覚えるべきコンボ数もそれほど多くは無いが、一回の読みミスが大事故に繋がる事もあるので、CPU戦も難易度は高め。
家庭用は初代プレイステーションのスペックを考慮しても非常に完成度…というか、OPムービーの評価が高い。
受賞歴は以下の通り。
1、1997年 SIGGRAPH97(主催:国際計算機学会 ACM)「SOUL BLADE」(「ソウルエッジ」海外版 オープニングムービー) Electronic Theater入賞
2、1997年 平成9年度(第一回)文化庁メディア芸術祭「ソウルエッジ」 デジタルアート(ノンインタラクティブ)部門 大賞
3、1998年 マルチメディアグランプリ(主催:財団法人マルチメディア振興協会)「ソウルエッジ」 CG部門エンターテインメント賞 受賞


反省から産まれた、「Ver.II」

キャラクターセレクト1 キャラクターセレクト2

CPU戦の難易度を低くし、空中コンボの要素を加え、ガード不能技も追加。より遊びやすく。より読み合いが楽しめるようになったのがこの作品。
隠しコマンドで使用可能だった黄や、使用できなかったセルバンテスを選択可能にしたなど、多くの修正がなされている。


そして、ソウルキャリバーへ。

オープニング1 オープニング2 キャラクターセレクト

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3

家庭用ハード。ドリームキャストへの移植版が、ファミ通のクロスレビューにおいて40点満点を獲得したことで有名。
システムは徹底的に見直され、この記事を作成している時に稼働している鉄拳7のような、
ヌルヌルと動くように硬直が無い、軽快で自由度が高い『8Way-RUN』が、非常に気持ちいい。
キャラクターの武器によって生じるリーチの違いをこの機動力でカバーしているため、横斬りで横からの攻撃を防止したり、縦斬りで浮かせたり、突き攻撃という駆け引きになる。
技モーションも非常になめらかなうえに、タイムリリースキャラも只のコンパチで済まず、差別化が良く出来ている。
ちなみにタイムリリース要素が全部揃うとオープニングが変わる。また、海外版ではミツルギの名前が、アーサーに変更となっている。


家庭用をプレイしてほしい2作品です。

家庭用を意識している部分も、ゲームバランスに組み込まれており、そのためか、家庭用のモードが独特で面白い。
例えば、ソウルエッジの場合「世界地図に表示される各地を転戦して、対戦開始前に表示される条件を満たすように敵に勝利して、武器のコレクションを増やすコンクエストモード」がある。
対してソウルキャリバーの場合は、「様々な条件で戦いながら進めていくミッションバトル」や、様々なアートワークを順次解放していくことができる「ギャラリーモード」など、家庭用相応のボリュームも備えている。
現在ではXbox LIVEアーケードで配信されており、残念ながらドリームキャスト版の要素が一部削られているので、ソウルキャリバーは出来る限りドリームキャスト版を推奨したい。
「OPENING DIRECTION」モードとかやりたい放題ですので。


アーケード版テストモードのお勧め設定

テストモード1 テストモード2 テストモード3

対戦時のキャラクターチェンジをOKにすれば、運用方法次第でイベントモードにせずとも大会が可能なので、
CHARACTER CHANGE AT VS GAMEはYES。
CHARACTER CHANGE AT CONTINUEはNO。を、推奨。

また、2枚目と3枚目のソウルキャリバーの場合は、ステージセレクトも駆け引きの一つなので、
STAGE SELECTはYESを推奨。
ソウルキャリバーの方にあるNEUTRAL GUARDは、ガードボタンを押さなくても自動で立ちガードをしてくれるのだが、
NO。を推奨。
ようするに、画像の通りの設定で問題ないです。


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