MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER
ダメージが減らない割に容疑者二名によるクソ簡単永久コンボと、メカ豪鬼、そして彼奴の三要素で評価が割れた
ゲームタイトル | メーカー | 使用基板 | 稼働日 |
---|---|---|---|
MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER |
CAPCOM Marvel Comics 日本テレビ Arrival |
CPシステムII | 1997年3月 |
なんでこのゲームだけ、メーカー名を全部書いてるんですか?
この2枚の写真が理由である。カプコンとマーベル・コミック社とのコラボ作『VS.』シリーズ第二弾なのだが、
日本テレビでかつて放送されていたテレビ番組『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』とのコラボレーション企画によって誕生した「憲磨呂」が居る。
木梨憲武さん(所属事務所がArrival)自身でキャラデザイン・ボイスを担当。名前は視聴者公募で採用。
その「他社キャラクターの版権が絡んでいるゲームに版権元無許可で出演させてしまった」事が原因で、かなりな大問題となってしまったから、あえて今回は全てを記載させていただいた。
当時カプコンの顔であった岡本吉起氏はこの企画には否定的だったみたいで(デザイナー陣にはキャラクターデザインの理に適っていると太鼓判)海外では最初から使えない設定になっているが、国内版でも後述の方法で使えないようには出来る。
テレビ局側が持ち込んだ企画であった事、版権がややこしくなる事、版権元無許可という三つの問題が絡んでしまったので、氏はその後本音と裏事情をあちこちで吐露していたようだ。
で、「憲磨呂」ってどうだったの?
飛び道具・対空・突進技と一通りの技を持っており、二段ジャンプまで装備。
※憲磨呂を一人目にして、VS画面から試合開始時まで小K中P大Kを押し続けると、四段ジャンプまで可能。但し毎ステージ入力の必要あり。
見た目や動きのイロモノっぷりに一瞬戸惑うかもしれないが、数クレジット程プレイすれば、割合気軽に扱えるキャラだった。
日本版で「憲磨呂」を使えなくする方法
システム設定でコインの部分をこのようにすると、二枚目の写真にあるように、タイトルロゴに変化してしまう。
テレビ番組で取り上げられたため、露骨に値上げをする店舗やリース業者に対しての対策だった。
ただ、最初に話した通り、海外では最初から使えなかったし、日本国内も、三枚目の容疑者二名が自重しないというかあまりにも簡単な永久持ちだった。
コンボは減らないしスーパーコンボも減らないしマーヴル側も減らないしとか、マイルド設定にも程がある調整で、その割に容疑者二名は自重しない。
その結果、対戦台もシングル台も、速攻で姿を消した記憶しかない。
テストモード
操作モードでまさかの「オート固定」が出来るそうです(笑)
ボタン連打してノーマルスピードのまま始まっちゃう操作ミスが多いので、
ゲームスピードは出来れば固定してほしい所。