The Crystal Of Kings

これ…知ってる人いるのかなぁ…ゲーセンのエミュレータ基板でも稀有な存在です。でも出来はなかなか。

タイトル キャラ選択 ゲーム画面

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
ザ・クリスタル・オブ・キングス BrezzaSoft CRYSTAL SYSTEM HARDWARE 2001年

これってそもそも何?

元々旧SNKが分社化して旧SNKが倒産する時にできた会社が「BrezzaSoft」。そこでMVS基板の様なカートリッジ方式で2タイトル開発されました。エヴォガエンターテイメントが中心となった「Evolution Soccer」と、今回紹介する「The Crystal Of Kings」のみ販売されております。(最終的に会社が吸収され旧SNKの状態に戻ったため。)
この基板。海外というか中国韓国メインで出回ったため、国内ではそんなに出回って無いと聴いております。
あくまで私自身の仮説なのですが年代的にMVSのハックロムがしっちゃかめっちゃか状態でして、それ以前に長期稼働は見越していないわけですから、
コピー対策も含めた挙動が知りたかったのかなー…と。
ただ、2タイトルで終わったのは、ちょっと残念ですね。


4人+隠しキャラ一人の合計5人で、全8ステージ構成。

隠しキャラ 魔法 ステージクリア

キャラクターは通常使える4人と、「ルストロ・フリア」の裏バージョン。
操作性はなかなか良く、グラフィックに抵抗が無ければ、かなり遊べる内容です。
Aで攻撃。Bでジャンプ。Cで魔法攻撃。その他にコマンド技。特に昇竜拳A(対空)と、下A(背の低い敵を攻撃)と、下B(1.2秒間防御)はかなり使用頻度は高いです。
その他色々と細かい操作がありますが、ここでは省略とします。興味があったらググってみて!


善行・悪行で変化する、クリスタルシステム。

リザルト ダークマスター ダークマスターエンディング

このゲームには善悪のシステムとして、クリスタルシステムがあります。良い事をすればより一層輝き、悪いことをすると光を失っていきます。
クリスタルが極限まで輝く、または光を失うところまでいくと、「マスター」となりマジックポイントが自動的に回復していきます(「ライト」のほうがやや早い。)
「ダーク」より「ライト」で行った方がゲームとしては簡単ですが、不慣れなうちはステージクリアにも時間がかかりますし、
「ライト」はマスターになってもステージクリアごとに「ダーク」に寄っては難しくなるだけですし、安定クリア出来るようになるまでは悪行を重ねて「ダーク」でプレイするのが基本方針となります。
ライトに傾けるには「敵を倒す」「ダークケース(宝箱)を破壊する」「妖精を助ける」何かが該当し、
ダークに傾けるには「逃げる人間や動物を殺す」「お金を取る(金額が大きいものほど悪行として効果が大きい)」「つぼ、樹木、装飾品などを壊す」と言う物。
また、ステージクリア時のタイムによっても変化が出てきます。


テストモード

言語 プレイヤーヒット エフェクト

初期設定は左の画像の通りです。まずは日本語にしましょう。
プレイヤーヒット設定の難易度を変更すると味方への攻撃有無が変化します。いわゆるパーティアタックの有無です。ここの部分の設定はタイトル画面上で確認が出来ます。併用効果として、1人プレイの場合にも魔法発動時の無敵がなくなるので、下手にレベルを上げるより難しくなる…かもしれません。
エクステンド設定はまぁお好みで。エフェクトも、まぁお好みで。
個人的オススメ設定は、3枚目の画像の通りです。


戻る

ページトップ