レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ

MVS基板がこのご時世でも(値段は別として)割と手に入りやすいけど、家庭用ROMが絶望的に手に入らない稀有な例。え?出来?聞かないで。

タイトル キャラ選択画面 VS画面

ゲームタイトル メーカー 使用基板 稼働日
rage OF the Dragons エヴォガエンターテイメント / SNK MVS 2002年6月6日

2人タッグ形式のゲーム。両者K.Oまで試合は続く。

コンビネーション タッグ攻撃 タッグ攻撃KO

エヴォガエンターテイメントというメキシコにあった会社が中心となって、SNK(当時はプレイモア)が、発売に関わっており、開発はノイズファクトリー(現在は倒産)。
発売もエイブルコーポレーション(現在は倒産)で、ネオジオの版権が移行された後(正確には新しく会社を立てて移し替えた。)の、最初の他社からのネオジオ格闘ゲームでもあります。
キャラバランスは(とあるお嬢様を除いて)比較的良好で、キャラデザインやBGMのクオリティは高い…のですが、とかく操作性が最悪で、とにかく微妙に技が出にくい。同時押し認識も、前後作品と比べてSVCと対極を成すほど悪い。CD同時押しでコンビネーション攻撃はあるものの、地上と空中それぞれ1パターン…というか途中で止めてと言った駆け引きが無かったため、判りやすい代わりに爽快感が薄くなってしまった。
とはいえ、簡単コンビネーション。デュプレックスというパートナーとの協力攻撃、使用中のキャラを犠牲に待機中のパートナーの体力を犠牲キャラの分だけ回復させ、気力ゲージが2本増加するサレンダーといった多彩なシステムは高評価です。
このゲームはすべての行動にカウンター攻撃の恐怖がつきまとうので、「ジャンプ攻撃をできるだけ深めに当てる」「下パンを多用する」「コマンド投げ」等。深めのジャンプ攻撃・下パンはカウンター攻撃を地上ガードでき、コマンド投げを使用することでガード待ち安定という考えを無くさせます。
またこのゲームの空中ガードは、地上通常技と特殊技、それと一部のコマンド技、カウンター攻撃以外はすべてガードできる万能さなので、相手のジャンプ攻撃を空中ガードし、こちらがジャンプ攻撃で返し、それを相手が空中ガードしてそのままジャンプ攻撃で返すとかいう独特なと言うかある意味珍妙な駆け引きがあります。
更に一部ステージには「」の要素があります。追い打ち不可で、ダウンする技が当たったときに画面端を背にしていた場合追撃が可能です。つまり対戦においては一歩間違えると元気が出るコンボを喰らって超高速でゲームオーバーにまっしぐら。画面端は背にしないようにしつつ、投げやカウンター攻撃などで、壁に当てていこう。


何かラスボスは妙に強かったし、妙なバグも多かった

ラスボス1 ラスボス2 ラスボス3

おいおい大丈夫かと言いたくなるんですが、
2クレジット入れて1P2P同時にスタートを押すと、バグります。内容は記載しませんが。なので対戦台で動かすときは注意が必要です。
尚ラスボスはヨハンという写真のキャラなんですが、一応倒し方としてはジャンプ攻撃を低めにガードさせたら、すぐに下段攻撃出すと喰らうっていう事でこれは全キャラ割と安定します。 低めにガードさせれば、ガードキャンセルしてきてもコッチのガードが間に合うし。
だからお嬢様は自重してください。


今更稼働させる店があるなら

テストモード コマンドなし コマンドあり

レベル表示ありにする位で、あとはデフォルトでいいと思います。
「コマンド」の「あり・なし」は写真の通りで、コンビネーションのコマンドを隠す意味がないので、「あり」で稼働させてください。


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