FIGHTERS MEGAMiX

色々なお遊び要素が豊富なので、(個人的には)アーケードで欲しかった一作。

タイトル タイトル タイトル

ゲームタイトル メーカー ハード 発売日
FIGHTERS MEGAMiX SEGA AM2 セガサターン 1996年12月21日

セガの作品同士の夢の対決

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みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。

先日久し振りに「高田馬場ゲーセンミカド様」に行きました。店にいるスタッフさん。お客様が一部を除き、すっかり変わった感じです。
私はバーチャファイター3と、丁度イベント中だったアスラ斬魔伝フリプに参加しました。
アスラ斬魔伝フリプは、人がいなかったのでラスボスまで行ったのですが、あと一撃のところで僅差で負け。
暫くの間トラウマとして残りそうです。そして餓狼伝説スペシャル初中級大会は大会不成立でした。

さて、今回はこちら。『FIGHTERS MEGAMiX』です。

当時、セガでリリースされていた『バーチャファイター』『ファイティングバイパーズ』のキャラクターを1つのゲームで競演させたお祭り要素を持った趣旨で生まれた作品です。
諸般の事情が重なり実質的な開発期間は2ヶ月。その中でバーチャファイターは当時出たばかりの3の要素をいくつか追加されていました。

さらにお祭り要素を充実すべく、同じセガのゲームより多彩な隠れキャラクターも参戦しております。


ゲームシステムについて

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3

8方向レバーの4ボタン。ガード・パンチ・キック・エスケープ。レバーニュートラルでエスケープを押すと奥に、レバー下とエスケープを押すと画面手前に軸移動を行う。

ゲームモードはバーチャファイターモードとファイティングパイバーズモードの二種類があります。バーチャファイターモードではキャラクターの吹き飛び方が小さいものの、空中で受け身を取れない。ファイティングバイパーズモードでは空中で受け身を取れますが、キャラクターの吹き飛び方は大きい…となってます。

バーチャファイターのキャラクターはアーマーを装着しておりませんが、アーマー破壊技を持っており、更にバーチャファイター3の技が一部採用されております。一方でファイティングパイパーズのキャラクターは、一部のキャラに新しい技が追加されております。

また壁の要素は採用されましたが、リングアウトは採用されておらず、壁がないステージはある意味無限フィールドのガチンコ勝負です。つまりステージは壁ありと壁なしの2種類。相手を壁にたたきつけるとダメージが増加し、壁なしのステージではキャラクター同士の距離が一定以上に離れないようになっています。

本作では『バーチャファイター3』で正式採用された投げ抜けが使用可能となっており、相手の投げ技に対して特定のコマンドを入力すると投げ技から脱出することができますが、バーチャファイターにある起き上がり攻撃は採用されておりません。(基本起き上がり蹴り一種類)また、投げ技・返し技に関しては、腕を伸ばして相手をつかむモーションがあり、投げ技・返し技が成立しないと隙が生まれてしまいます。

ゲーム画面4 ゲーム画面5 ゲーム画面6


実際にやってみてどうでした?

ゲーム画面7 ゲーム画面8 ゲーム画面9

開発期間が2ヶ月しか無かったので、結構細かい点で調整不足な点や雑な部分は目立ちます。
サンプルプレイ動画を見ても分かる通り、やってることは下Kだけですからね。(笑)
1回ちゃんと作ってアーケードでリリースさせれば結構な長寿命作品になったんじゃないかなと思うわけです。
特にMODEL-3基板になると世の中で見かけるのはバーチャ3TBとスパイクアウトの2択です。
そんな中に何か一個別方向の格闘ゲームが用意出来なかったのが痛いな。残念だな。と思うわけです。
実際1回やってみると、確かにアーケードでこんなのがあってもいいよなと。特に今の御時世から逆算して考えると思うわけですよ。
中古ショップとかで今でも数百円の世界で買えるんですが、それも意図してやったものであってゲーム自体の出来は悪いわけではないので。

ゲーム画面10 ゲーム画面11 ゲーム画面12


まとめ

ゲーム画面13 ゲーム画面14 ゲーム画面15

細かいルール的な部分も含めて、もうちょっと整備すると、普通にアーケードで稼働できそうなんだよなぁ…と思います。
オールネットマルチとかでレトロ枠で配信とかも面白いでしょうし。家庭用で終わらせるにはもったいないと思うはずです。
エミュレーターでもいいから、興味があれば1回プレイしてみてほしい作品ですね。


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