Zippy Race
アーケードの移植なのですが、ファミコン版の方が有名です。
ゲームタイトル | メーカー | ハード | 発売日 |
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Zippy Race | アイレム | ファミリーコンピュータ | 1985年7月18日 |
何故、ファミコン版が有名なのか。
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
今回はコチラ。『Zippy Race』。元々は1983年にアーケードでリリースされたゲームの家庭用移植版です。
何故ファミコン版が有名なのかと言うと、アイレムのファミコン参入初ソフトでもあり、また移植度は当時の基準で見ると頑張っている方なのですが、そんなものも霞む要素があります。それがこれ。
何とカートリッジに発光ダイオードが付いてます。後に再販売される時は無くなるのですが、これがかなり独り歩きしてしまった感じがします。
ではゲームの紹介です。
4方向レバー(実際に使うのは右と左)と2ボタン。アクセルとブレーキ。プレイヤーはバイクに載って「ラスベガス・ヒューストン・セントルイス・シカゴ・ニューヨーク」と走破していき、ニューヨークに到達すると、バイクのスピードと消費燃料が上がった状態で2周目がスタートします。
ゲーム構成は写真1枚目2枚目のトップビューがメインで、コースクリア目前のチェックポイントに入るまでの数キロの距離は、3枚目のハイウェイに変わります。オンロードステージは、障害として、分岐・合流・水たまりがあり、オフロードは、サボテン・岩・川があります。川を渡す橋の幅は様々。
画面右の青いゲージは燃料ゲージで、燃料は走行してるだけで消費します。敵車や障害物に触れてクラッシュすると大幅に消費するペナルティがあり、全部なくなるとゲームオーバー。しかし、ステージ中に落ちている青い「燃料缶」を拾うと、少しだけ燃料が回復し、また、各ステージのチェックポイントをクリアすると、順位に応じて燃料が回復するルールになってます。
セリスポイント
後続のレースゲームにかなり影響を与えた1タイトルだと思います。敵車の動きが少々いやらしく、下手に前にいる車を追い越そうとすると、バイクに微妙な速度で寄せて妨害してきます。この絶妙に寄せて来る車に気を取られていると、今度はコースアウトや障害物に追突という、かなり戦略性のあるレースゲームです。
オンロードでは分岐と合流やカーブ。オフロードではサボテンの配置や橋の通過といった障害があり、分岐先の片側にだけ燃料缶や得点アイテムが置いてある場合もあり、また、分岐で選んだ道幅によって難易度も変わりますし、逆に障害物に車を当てるなどが出来るので、単に車を抜いて行けばいいだけではなく、また燃料缶を完全に拾いきらないといけない程難しい訳ではないので、どのコースを進むかという取捨選択が問われる、実は覚えゲーというゲーム性です。
短い時間でぱっと遊べるゲームです。
アーケード版ではありますが、PlayStation 4版、Nintendo Switch版アーケードアーカイブスにて配信されております。
アーケード版は1ステージ多く「ロサンゼルス・ラスベガス・ヒューストン・セントルイス・シカゴ・ニューヨーク」という構成になってます。
紹介だけになってしまいましたが、ちょっと遊ぶにはぴったりのゲームだと思いますので、是非皆さん機会があったらプレイしてみてはいかがでしょうか。
それでは今日はこの辺で。ではでは~。