幽☆遊☆白書 魔強統一戦

メガドライブ・ミニで復刻されるとは、開発会社すらも思わなかったでしょうね…。

タイトル

ゲームタイトル メーカー ハード 発売日
幽☆遊☆白書 魔強統一戦 トレジャー メガドライブ 1994年9月30日

はい、そこ「イスカ・ギルティギア」の事は観ない。

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。

自分用のTODOとして、Wrike」を入れました。
とにかくシンプルなのが素晴らしく、予定をサクサク登録できます。
詳細だとか、メンバーアサインだとか、重要度なんかは全部後回しにして、どんどん登録していけます。
モバイルアプリも用意されているので、オフィスワーカーの方や、営業・開発職の方は是非。

今回は何と「DS.T」さんのアイデアです。『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』
『「幽☆遊☆白書」主人公「浦飯 幽助」役の佐々木望さんが東大法学部卒業を記念しての紹介はどうか。』という提案がありました。
スーパーファミコンとどちらを取り上げようかで悩みましたが、メガドラミニで復刻と言う大方の予想を裏切る嬉しい誤算がありましたので、今回はこちらを紹介しようと思います。


意欲的な部分が数多く見受けられる作品

遊び方説明 キャラクターセレクト ゲーム画面

事前に説明をしておくと、ここで紹介するいくつかのシステムは、『ストリートファイター』や『餓狼伝説』の後継や亜流が占める中で出した事。現在の対戦格闘から見れば、一部を除きかなりカジュアル化してるシステムですが、どれだけそれらを研究し、作品にうまく盛り込み、その後の対戦格闘に大きく貢献したか…という功績は素晴らしいものがあります。

❶ラインの概念『餓狼伝説』に代表される2ラインシステムを搭載しています。餓狼伝説と違う点は、敵のいないラインへの移動は遅くなる事と、ライン移動攻撃が無いという点。多人数での対戦を前提としている事と、前後の区別もなく、左右どちらかに押した方に向く形になっています。よってガードは上下のみとなるので、左右から挟み撃ちにあっても結構耐えられます。ガード中は必殺技の削りダメージでは倒れない仕様になっているため、どんな状況でも一発逆転の可能性があります。

❷壁飛ばし攻撃一部の必殺技やレバー入れ通常技などは、敵を壁まで吹き飛ばす特長があります。ふっとんでいく相手には当たり判定があるので、3人以上の対戦の時は、他の相手を巻き込むことも可能です。

❸霊力ゲージ必殺技は霊力ゲージを消費して発動します。攻撃ボタン押しっぱなしすると回復しますが、連続技を叩きこむことでも回復します。そのため、必殺技発動中の連続技で霊力を回復しつつ、さらに必殺技を組み込んでと言った多彩な攻撃を仕掛けられますが、必殺技だけでの単純なごり押しは出来ません。

❹超必殺技キャンセル超必殺技にあたる超霊撃技は、特定のタイミングに限り途中でキャンセルできるものがあります。つまりあえて出し切るのではなく最終段をキャンセルして通常必殺技に繋げるというテクニックも出来たりします。なおこのキャンセルはガードボタンを押すだけな簡単操作ですし、もちろん通常技をキャンセルして必殺技に繋げられるシステムも装備していますので、爽快感抜群。

こんな感じで「気軽に攻められながら、防御側にも選択肢が多い」その上で「コンボ重視」のスタイルという点も、近年の格闘ゲームを先取りしている作品が、マニアな人気を呼んだと言っても過言ではないでしょう。


ハード的な制約で細かい穴はありますが、点数はかなり高いです。

ゲーム画面2 ゲーム画面3 ゲーム画面4

豊富なシステムを盛り込み、CPU戦や1対1で対戦をやるとハメ技があったりするんですが、3人以上だと妨害が入りますし、死に技もバランスブレイカーも無いですし、原作をかなり忠実に再現しており、コマンドもシンプルにしているので、「今、初体験です!」という人がやっても、操作に慣れてさえしまえばすぐにヌルヌルと動かせる位の完成度の高さ。
細かい操作テクやゲーム特有のコツというものがそんなに無いので、駆け引きと思い切り次第で大逆転するされるというスリルも味わえます。
まさにバトルロワイヤル形式の対戦格闘の見本ともいえる出来ですので、興味を持った方は是非遊んでほしいですね!


是非今の格闘ゲーマーに遊んでほしい一作です。

ゲーム画面5 ゲーム画面6 ゲーム画面7

単純に細かい穴はありつつも、対戦格闘ゲームとしての完成度が非常に高いと思います。それは94年でありながら多数のシステムを導入すると共に、それを多人数戦でもきっちりバランスが取れているからですね。
幽☆遊☆白書の格闘ゲームと言うと、今の格闘ゲーマーはどうしても『』を思い出してしまいますが、こちらはそんなことはありません!是非メガドラミニで4人対戦を味わってみてください!

それでは今日はこの辺で。ではでは~。


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