アメリカ横断ウルトラクイズ 史上最大の戦い
このゲームは結構色々な機種でリリースされてます。
ゲームタイトル | メーカー | ハード | 発売日 |
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アメリカ横断ウルトラクイズ 史上最大の戦い |
タカラトミー | ファミリーコンピュータ | 1991年11月29日 |
今回は久しぶりにクイズゲーを。
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
これを書いてるのは10月末なのですが、「即位礼正殿の儀」観ましたか?祝賀パレードが11月に延期されたのは残念ですが、それでも国は賑わいましたね。
とかく、かの「3・11」以降、何か起きると自粛ムードと言うのが何とも歯がゆい日本の国ですが、何でもかんでも自粛するのは程々にした方がいいと思うんですが……
自粛したところで(例えば)被災地が良くなるわけじゃないし、がけ崩れとか家屋倒壊が巻き戻るわけではありません。それなら何か小さい事でもいいから明るい情報を発信して、私達に生きる力を与えるべきじゃないかなと思うのです。それに自粛しておとなしく過ごすぐらいなら、被災地で作られている物や商品を積極的に購入したり、ちゃんとした所を通して被災地に募金するほうが、ずっといいと思うのですがねぇ。
さて今回は、一時は年に一回のペースで制作され、日本テレビ系列でオンエアされた「アメリカ横断ウルトラクイズ」の紹介です。
1991年に発売されたファミコンソフト。問題数は2000問で、早押しクイズはありません。パスワードコンティニュー形式。
序盤を少しだけ紹介
さぁ、クイズだ!と思ったら、突然見下ろし型のロールプレイングゲームの画面になりました。そしてはがきを受け取って外に出たら、お年寄りのプリウスの要領でかっとんでくる車をよけて、駅に向かうミニゲームが発生します。
もう、この時点で嫌な予感しかしないのは、このページを見ている皆様なら同意いただけますよね!
そう。もう既に戦いは始まっていたのです。(ミニゲームなのに)
とりあえずここはゲーマー歴の長い私。すいすいと避けて何とか第1関門は突破しました。
そして東京ドームにつくと、おなじみのあの光景が見られます。江東区に行きたいかー(違います。
ようやくクイズスタート。
第一関門は、○×クイズです。制限時間中にキャラクターを○か×に移動して、不正解だったらその場終了となるのは、本家の番組と同じです。
さて、この画面の問題。正解はどちらでしょうか……
こんな流れで全問正解すれば、無事に成田空港の第2関門に行く事が出来ます。
じゃんけんは十字キーで選択して、先に3回勝てば通過です。ただ、結構あいこになりやすいので、冷静に操作してください。
大抵ここで折れます。機内クイズ。
実はこの機内クイズが一番の曲者でして、正解が判らないのと上位12人と言う人数も手伝いかなりの高難易度です。正直このゲームの一番難しいクイズだと思います。
実際撮影の時にもかなりの回数やり直してます。検索しても正確な正解が判らない問題もあったりするので…
何回もこの画面見ましたわ…。調べてみると、当時これで泣かされた人は数知れずなようで…とほほ。
実は泥んこクイズが開催されるホテルを自分で探さないといけないミニゲームがありまして、その際あるホテルでやり取りをしくじると、「海外旅行」という名目で日本へ飛ばされて、ゲームオーバーになるというとんでもない罠があります。まぁ話をちゃんと聞いて冷静に判断すれば判る内容なのですが…。
泥んこクイズは走っているという設定で、迫ってくる○×パネルを、左右キーで移動して、飛び込みたい方のパネルの真正面まで移動するゲームです。真ん中や両端の柵にぶつかると、自動的に不正解となってしまいます。
いよいよアメリカ本土へ。ここから先は自分の目で確かめてみろ!
いよいよここからアメリカ本土です。ウルトラクイズが発売された全ハードを通して、ファミコン版はチェックポイントが一番多くなっており、更にミニゲームをクリアしないとクイズに挑めなかったり等しますので、難易度は一気にあがりますし、プレイしている時も頭にくるシーンは多いと思いますが、機内クイズの理不尽さに比べれば根性で何とかなると思います。
そして、時々見下ろし型のロールプレイングゲームの画面になるのも、ニューヨークで勝利した時に、その答えが判る事でしょう。エンディング迄かなり怠いと思いますが、頑張ってください。
そうそう。パスワード入力画面で『やゆよやゆよやゆよやゆよやゆよ』と入力すると、いきなり終盤から始まるので、エンディング観たくなったらこれで行ってください。
感想とか
ファミコンの容量で2000問というボリュームは素直に凄いと感じます。更にタイトルでトーナメントを選ぶと二人対戦プレイも出来るようです。
けど結局の所、時事的な問題があるので、どうしてもレトロクイズゲームって楽しみにくいんですよね。
こういう皆で楽しめるクイズゲームは、今ですとアーケードの「マジックアカデミー」しか残っていないので、是非コンシューマーでも登場することを願いたいです。