PHELIOS
ベストキャラクター賞ではアルテミスが2位を獲得した
ゲームタイトル | メーカー | 使用基板 | 発売日(稼働日/配信日) |
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PHELIOS | バンダイナムコエンターテインメント | NAMCO SYSTEM 2 | 1989年2月 |
インターフェースはシンプルです。
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
今回はEXTRA-STAGEの第11回。
紹介いたしますタイトルは『PHELIOS』です。
8方向レバーのショットボタン。押しっぱなしにして離すことでタメ撃ちが可能です。
市場に流通しているコンパネ筐体は3ボタン式が主流であったため、当時の段階で余った所に連射機能を付けているロケも多かったようです。
アイテムにはスピード・オプションの基本的なパワーアップの他、ショットを強化するアイテムが3種類、あとライフの全6種類が存在します。
実はこのゲーム。テストモードの中にある「RANK SELECT」を「ON」にすると、二枚目の写真のようにコイン投入時に難易度が選べます。(エンディングは共通です。)
【EASY】
ボスの耐久力が低い,チャプター4クリア後に中間デモが挿入され、最終チャプターに突入となる
【HARD】
ボスの耐久力が高い,最終ボスを倒すための武器を自力で入手するのが条件,最終ボスの真の姿が明らかに…?
いざ、出陣!
ゲーム画面はこんな感じです。
【EASY】でプレイをしてもパターンを覚えないと難儀する所が多く、覚えゲーで対応しないといけない…
アドリブは正直キツイです。
まぁチャプタークリアで流れるアルテミスの映像で若干癒やされはしますが、実はこの2人兄妹…。
ギリシャ神話ではそーゆーのは当たり前の世界だったとは言え…うーん。今の時代に出たら大変な騒ぎですね。
で、このゲームが難しい理由は、「ランク制」だからという事で、ミスして再戦するとランクが落ちているため、簡単にはなるものの、オプションを揃えるまでが辛くなるというジレンマ状態となってしまい、正直アルテミスを排除してしまったら、タダのゲロムズいランクシューティングゲームとなります。
デフォルト設定ではストック3ライフ2(コンテニューでライフが1増えて最大値は4つ。設定で最初から4つも可能)なので、「アルテミス助けたきゃ金ツッコミな!」って事で、まぁ結果としては売れたんで良いんですが、今でもクリアは難しいです。
まとめ
まぁチャプター1は楽しめますが、2から徐々に牙を向いてきますし、ゲーム内容も「囚われのヒロインを救出する」という使い古されたストーリーです。ただ、このフェリオスを皮切りにバンダイナムコからは女性キャラクターを前面に押し出したゲームがリリースされるようになり、「ギャルゲー」の先駆け的存在となりました。
連射と溜め撃ちを上手に使い分ければ、比較的先に進みやすいので、機会があれば腰を据えてプレイしてみていただきたい作品ですね。