コズモギャング・ザ・ビデオ

「1992年 第6回ゲーメスト大賞」ベストシューティング賞8位。目新しさはないが、かわいいキャラクターが魅力的

タイトル

ゲームタイトル メーカー 使用基板 発売日(稼働日/配信日)
コズモギャング・ザ・ビデオ バンダイナムコエンターテインメント namco SYSTEM II 1991年10月29日

もともとはエレメカでした。

チラシ

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。

さて、今回紹介するこのゲーム。元々は(上段の写真。)エレメカ機(エレクトロメカニカルマシン)でのリリースでした。最終的にこのタイトルがリリースされても、ゲームセンター以外での稼働率が異様に高かったことから、そんなに人気は出ないままロケからなくなるのですが、個人的には「この宇宙人かわいいな~」と、エレメカもビデオゲームもお気に入りでした。
それがコチラ。『コズモギャング・ザ・ビデオ』

ゲーム画面1 ゲーム画面2 ゲーム画面3

基幹となる部分は『ギャラクシアン』を受け継いだシステムになっており、二人同時プレイ可能。全33ステージと4回のチャレンジングステージの構成で、4方向レバーの1ボタンで、連射は一応あった方がいいかな?
写真のように画面内に沸いてくるコズモをメインショットなどで倒し、全滅させればステージクリア。「複数のコズモが順々で現れた後に大規模な編成を組み、そいつらが散り散りになって自機に襲い掛かる」という流れ。
が、コズモの中には「倒さないと画面外へ逃げてしまい、二度と登場しない」ものや、「障害物扱いで倒さなくても良い」ものもあるので、ピンチの時は要・取捨選択。
また大体のコズモは「画面下端に突進した後に、倒されるまでは画面上から何度でも再登場してくる」という移動法則を持っているので、ステージ中盤~終盤は激突に注意しましょう。
最終ステージは親玉「ドン・コズモ」との直接対決となっており、ライフゲージを0にするとクリア。

アイテム1 アイテム2 アイテム3

写真は一例なのですが、特定の敵を倒すと様々なアイテムを落とします。例えば自機に自動的につくアーマーの他、写真左は「トルネード」。一定時間だけ写真のように広範囲に攻撃が出来ます。写真真ん中は「クモの巣」。一定時間敵の動きが鈍くなるので、2人プレイの時はこの時に一気に畳みかけてしまいたい。写真右側は「ビックリ箱」。一定時間敵の動きが止まる効果があります。


セリス・ポイント

ゲーム画面4 ゲーム画面5 ゲーム画面6

レトロ稼働に十分耐えうる作品だと思います。90年代のゲームの中では優しい内容に特化されているからです。基本的に「レバー左右と1ボタン(+連射ボタン)」のみの操作しか要せず、プレイスタイルも敵と弾をかわしながら攻撃するシンプルなルール。そして写真1枚目「もぐら叩き感覚のチャレンジングステージが楽しめる」のもポイントです。
で、ありながらも、通常ステージもチャレンジングステージもパターン暗記とアドリブが程よく要求される内容で、今遊んでも十分面白いと言えるでしょう。

ただ諸刃の剣でもあるのですが、基本左右にしか動けないので、中盤ステージ位からは「敵を避ける行動範囲が大幅に限られる」という問題が降りかかってきますし、スコアによる残機アップの概念がないため(ランダムで落ちるスペシャルフラッグ待ち)万が一ミスをしたとなると、連射装置が無ければ復活はかなり困難でしょう。

クレーンゲームが強い所なんかは「カップルにお勧め!」として置いてみるのはアリでしょう。もし基板を見かけた際には連射装置と併せて是非。

と言った所で今回はこの辺で。ではでは~


テストモード

テストモード

LEFT4推奨。それ以外は初期設定で平気です。
もしビデオがメインではないカップルさんや親子連れが多いロケで動かす場合は1コイン2クレジットと併用するといいかもしれません。


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