源平討魔伝

エンディングが非常に有名な作品ですが、ワイド横スクロールモードの迫力も素晴らしい作品です。

オープニング1 オープニング2 オープニング3

ゲームタイトル メーカー 使用基板 発売日(稼働日/配信日)
源平討魔伝 バンダイナムコエンターテインメント NAMCO SYSTEM 86 1986年10月1日

実はあまりプレイしたことは無いのです…が、「せりフリで紹介はしておきたい!」という一本です。

みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。

先日Steamでサムライスピリッツ ネオジオコレクションを購入しました。

マッチングしねぇ。(天草降臨)

これ、オンライン対戦の総合窓口的なものが無いから、今どの作品のオンライン対戦が盛り上がってるのか判らないんですよね。人気の無いタイトルや過疎ってるタイトルに行くと、マジで対戦できない。
待機人数さえ分かればいいんだからそんなに大した手間じゃないと思うんだけど。
あとギャラリー。各作品のインストカードがねぇ。作品によってギャラリーの枚数に偏りがある。など、ちょっと細かい所で損してるなと。
ああそうそう。噂になってる『サムライスピリッツ零SPECIAL完全版』ですが、まさかの変更点調整点未発表なので、CPUを3人倒すごとに出てくる黒子のデモが追加されて、『天下一剣客伝サムライスピリッツ』に続くエンディングメッセージがあるだけ。既に『サムライスピリッツ零SPECIAL』を購入してる方や、既存のコレクションタイトルを購入している人は、購入する必要はないでしょう。

さて、今回は見出しにもあります通り、このゲームはあまりプレイした事がありませんし、クリアもしていません。
ですが、当時小学生の私に与えたインパクトはとても大きなもので、まさに当時の「アーケードならでは」を表している一本だと思い、紹介をする事にしました。
それがコチラ。『源平討魔伝』

8方向レバーの2ボタンで、1P専用なので、ノワールキャビネットとかビューリックスでも安心して動かせます。連射装置も不要です!素晴らしい!

オープニング4
オープニング5


全部で三画面構成になってます。

横スクロール ワイド横スクロール トップビュー

上の三枚の写真の構成でゲームが展開していきますが、ステージラストの鳥居に辿り着くとクリアとなる点は共通です。
当時としてはかなりのステージ数ですが、ルート選択式なのでドルアーガみたいに全てを巡る事はありません。

一枚目は通常横スクロールモードミニサイズの景清を操作する攻撃とジャンプの2アクションで進みます。床が無い所に落ちても即死はしませんが、黄泉の国(1/2でゲームオーバーから生存できるチャンス)に落とされます。

二枚目はワイド横スクロールモードベルトアクション風の視点となります。このモードでは景清が大きくなるので、当たり判定も大きいです。ゆっくり慎重に。そして(時間切れ永パ防止キャラが出ないように)大胆に動きましょう。ダメージが低いとはいえ、ボス戦以外での余計なライフの消費は避けておきたい

三枚目はトップビュー平面モード迷路状のマップを駆け抜けていきます。最初の内は狭いステージばかりですが、後半になると広くなったり出口が複数あったりするので、もしこれからプレイする場合はあらかじめマップを把握してからの方がよさそうです。(なお黄泉の国もこのモードです。)

コンティニューした場合には、京都に到達する以前ならミスをしたステージから、京都通過後は京都からの再スタートとなります。


良い点と悪い点

86年のゲームだけあって難易度は(今プレイしても)やや高めです。ルート毎に難易度が分けられているので、当時はトライアンドエラーで自分の実力に応じたステージ選択が見受けられました。
そして、何と言っても86年でありながらの書き込みぶり。「和」を徹底させるだけでなく、ワイド横スクロールモードでキャラがグリグリ動くのは、当時相当なインパクトでした。にも拘わらず、操作レスポンスは良好なのは素晴らしい。

しかし攻略に必要なアイテムがノーヒント過ぎるのはまだしも、中盤からはコンテニューからの復帰も困難になる難易度のため、余計なダメージは抑えたい。そんな中当時プレイヤーを苦しめたのは「竜」。クリアに必要なアイテムを持っているのだが、弱点が頭にしかないため、その頭になかなか攻撃できずにやきもきするプレイヤーが多かった。
また、アイテムを逃した際の救済措置として特定の面に戻される鳥居が存在したのですが、これを使う事で誰でも永久パターンを実行できるので、ゲーメストの集計は「なし。」店によっては早期に撤去されてしまいました。


そしてこのゲームで一番有名なエンディング。

エンディング1
エンディング2

検索すれば幾らでも出てくるのですが、「神様は死んだ」は『マッピー』等を担当した深谷正一さんの急逝を。「悪魔は去った」は同じく『リブルラブル』等を担当した黒須一雄さんの退社をそれぞれ指しているそうです。
今こんな事をやったらSNSで何と言われるか…と考えてしまいそうですが、『源平討魔伝』というゲームに関しては、勝利の暁に消滅を宿命づけられた武士を主人公とした世界観と重なっていたため、制作チームのプレイヤーに対する行き場のない感情を表していると思います。

それでは今回はこの辺で。ではでは~。


テストモード

テストモード

変更の必要はありません。最初にも書きましたが連射装置も不要です。
「永パをやるなら空気を読んでね!」という張り紙だけしておきましょう。(笑)


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