豪血寺外伝最強伝説
シリーズ初のタッグ対戦。
ゲームタイトル | メーカー | 使用基板 | 発売日(稼働日/配信日) |
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豪血寺外伝最強伝説 | アトラス | ― | 1995年5月 |
当時よくあったアッパーバージョンアップ作品なのですが、良くも悪くも豪血寺らしいノリはそのまま。
みなさんおはようございます。こんにちは。こんばんは。セリスです。
今日はネットを回っていたらこんなものを見つけました。いや、これ意外と地方の中心部や飲み屋街でも当てはまりそうな気はしますが。
悲しいですよねぇ、そういう店引くと。何が悲しいって、判り易く言えばインドでハヤシライス喰ってるレベルですよ。
「アレな店」というと、その昔は大抵、山本益博(呼び捨て)がべた褒めの店に行くと地雷の率は高かった風に記憶してます。有名な所ですと、北杜夫大先生が、益博がベタ褒めしていた「とある小樽の寿司屋」で大暴れした話が逸話として残ってますね。
私も小さい頃家族旅行で北海道に行った事があります。地雷の店は大抵「お店の人からお情けをいただいて食べられるシステム」でした。逆にマスコミに全然相手にされない店や、益博が紹介していない店に行くと、アワビとか大トロとか蟹とかがもうおやつ感覚でポリポリ食えて、ビックリするほど安かった記憶があります。
酷い所になると、カウンターから見える所に普通に「ほんだし」おいてたりしたからなぁ…
行った事はないけど知ってるお店になると(検索すればあっさり上位に出てきました…)2万円のコースでお支払い金額4万円っていう店ですね。凄まじい。
さて、今回するゲームはコチラ。
『豪血寺外伝最強伝説』。
アトラスの対戦格闘ゲーム『豪血寺一族』シリーズの三作目で、タッグ形式の対戦格闘になってます。
2つの新システムが追加
8方向レバーの4ボタン。パンチ2つキック2つです。写真1枚目の迎撃防御は、レバーガードの時とは違う体勢のガードを出します。これは上段・中段攻撃をガードすることができ、ガードした瞬間から必殺技でキャンセルがかけられる性質を持ちます。ただ、下段技や投げは取れません。CPU戦では使う事は無いですが、対戦の場合、読み合いが出来ないと首を絞めることになります。
写真2枚目のごっついは、相手を吹っ飛ばしてダウンさせられる特製があり、さらに吹っ飛ばした相手にはしばらくやられ判定が残るため、追撃も可能です。地上空中両対応ですので、ストレスゲージと相談しながら使えば、強力なコンボを叩き込めます。
3枚目はキャラクターセレクトです。本作は花小路クララとスーパークララ、弧空院金太朗と冥犬ポチが別キャラクター扱いになってます。
まずはリーダーにしたいキャラクターを選択し、次にパートナーにしたいキャラクターを選択する(試合で出てくる順番はパートナー→リーダー)流れ。黒子と、ボスキャラクターのチャック(キャラ選択時に→→↓↑↓←←←↑)以外は同キャラクタータッグも可能。
好きなキャラクターでタッグを組め!
写真上段1枚目にあるように、キャラクターの組み合わせでペアの名前が決まるので、組み合わせを探すだけで結構面白いです。で、ゲームが始まるわけですが、CPUが結構早いうちに強くなってきます。特に体が小さいキャラにコンボを当てるのは至難の技です。ラスボスチャックも充分な強さを誇ります。
ラウンドが終わると敵・味方問わず、体力が全快になる仕様です。よって、他のタッグ形式の格闘ゲームにありがちな、「苦手なキャラの体力が減った所を次のキャラで一気に責め、完全に倒す」という戦法が出来ません。また、試合中はキャラ交代も不可能なので、2キャラとも使えるキャラでないと、段々厳しくなります。
最後は、黒子とチャックのペアで、無事に勝利すると、自分のパートナーとの最終決戦になり、勝てばエンディングです。
家庭用に移植されていないのがきついかな…
シリーズで初めて一族の血を引かないキャラクターが出た事や、タッグバトルシステムを採用した事で、豪血寺一族シリーズではかなり異色な作品になりつつも、格闘ゲームとして抑えるべき所は抑えられていますので、今プレイしても楽しめる出来です。
惜しむらくは完全な移植版が未だに出ていない所です。基板も古いので弾数的な問題も手伝い、レトロ稼働も厳しい…MAME基板だと難易度が高く設定されてるのが多いですからねぇ…。
とりあえず、見かけたら1回はやってみるべきです。
テストモード
特に変更の必要はないと思います。